2013/07/04

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ と 単焦点レンズ比較

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 を購入しました。
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index_image01 でも、ぼくは、基本的に OM-D にはキットレンズを使ってます。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
 理由は、防塵防滴なのとインナーズーム、インナーフォーカスで機密性が高いだろうと言うことです。というのも、基本車載していますので保管環境が過酷なんです。
 軽く機動性が高いので、かなりタフな使い方をしていますが、不具合が出るどころか、最近は、風格すら漂わす佇まいです。道具はハゲチョロ傷ありでも、ピカピカと言うのがあるべき姿です。いつまでもシューケースの中の品物みたいでは風格は出てきません。

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 新レンズを導入しましたので、このズームレンズと代表的な単焦点との撮り比べをしてみました・・・・・って、どっちが主役なのやら・・・という感じですけど・・・・まぁ、いつもの脱線具合です。(>_<)
 あまり話題に乗らないM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm ですが、ぼくは少し長いと言うこと以外は、特に不満なく使っています。なんか飛び抜けて気に入っているというわけでもないのに常にはめっぱなしという感じです。 車載常備レンズはこれとM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro、パナのLUMIX G X VARIO PZ 45-175mmの三本です。
 以下、何れも下がM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm です。いずれも開放値となっています。どのデータもサムネイルなのでクリックして1/3程度の縮小画を参照してください。
14mm
P7020002LUMIX G 14mm F2.5 ISO200
P7020059F3.8 ISO200
LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH.

17mm
P7020011M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 F1.8 ISO200
P7020066F4.2 ISO200
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20mm
P7020020LUMIX G 20mm F1.7 F1.7 ISO200
P7020071F4.6 ISO200
mfs11
25mm
P7020029LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ISO200
P7020077F5.1 ISO200
mfs12
35mm
P7020036ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro F3.5 ISO200
P7020083F5.6 ISO200
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45mm
P7020043M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 F1.8 ISO200
P7020088F6.0 ISO200
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50~60mm
P7020052M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro F2.8 ISO200
P7020093これは望遠端 50mmです。 F6.3 ISO250
 画像の評価は各自お任せします。
 同じF値での比較をとも思いましたが、差のはっきり出る開放としました。
 この中で3本だけ選べと言うことなら、ぼくは12-50、45mm、60mm と言うことになるかと思います。これはやはりメーカーが同一である方が相性が良いことに寄ります。GH3ならまた別のレンズ評価になります。記録的な画像は 12-50 で充分という印象を持ちます。主題の強調力を単焦点にゆだねたいという感じです。
 ぼくが常用域は単焦点でいきたいという意味は、 「こんなに差がある」 とも、 「この程度しかない」 とも言えます。差の主なものはF値のです。ボケ具合とも、被写界深度とも言います。ぼくは、広角はそんなに明るい必要やないけれど、望遠側は、主題を強調するために背景を消し去りたいと思うので明るい方が良いという考えです。最近の海外で行われるカメラやレンズの評価は、数値至上主義の様で、画一的・・・まぁ、そうでないと比較できないからしょうがないのですが、そのレンズの味などと言うのは無視されるか、酷い場合はマイナス評価をされると言うことになってしまいます。そんなことでは、どのメーカーも最終的には頑張って作ったけど結局並べてみたら同じものができあがってしまった。などと言うことになりまねません。味などというものは量的に比較できるものではありませんが、この曖昧な価値観にこそ意味を見いだしたいと思います。
 まぁ、あとはお使いになる人の価値観次第です。
 このデータはフォーサーズの 14mm~60mm ですので換算 28-120mm となりぼくの言う常用域となります。


 このレンズ達の中で気になることが一つ。

index_image01
  フォーサーズの35mm マクロなのですが、手ぶれ補正で明らかにおかしい挙動があります。S-MF+MFとMFアシスト=ON で操作すると、拡大ファインダー像が著しく動揺しピント合わせどころではなくなります。撮れた絵自体にはそんなに影響がないようですが、事実上使用不可能なくらい動揺します。換算70mmとちょうどいい画角なだけに非常に残念です。手ぶれ補正を切ると大丈夫です。事実上、手ぶれ補正なし、おまけに遅すぎるAFは使えないのでMFレンズだと思っておいてください。

2013/07/03

アベノミクスとその何とも言い様ない居心地の悪さ・・・・

 この話題はこちらで展開するのが筋だろうと思うので引っ越してくる。
 あちらのブログで iChamaru では、かなり前からいわゆるリフレ派の政策を支持すると明言して彼らの言説を伝えようとしてきた。
 今その政策を目の前にしているのだが、成果が上がっているようないないような非常に見通しの悪い状態が続いている。
 本来なら、もう少しストレートに効果が出て良いようにも思えるが、どうも海外から安倍政権の経済運営能力が信用されているのかどうかというところが根っこのような気がする。
 今、安倍政権が実施している経済政策をアメリカで諸手を挙げて支持する人たちの顔ぶれはというと、バーナンキでありクルーグマンであり、スティグリッツだ。彼らが安倍を支持するというのに違和感を感じないだろうか?彼らは真性リベラルだ。(バーナンキは微妙だけどね。)
 WSJ のアベノミクスへの評価は日本版を見ていては分からない。彼らの論調は、以前の日本のように保守的な論調が根強い。
 所謂リベラルがアベノミクスを支持するというのは、そんなに違和感がない。ただ、ウルトラナショナリストがリベラルの経済政策を実施していると言うことに何とも言いしれぬ違和感を感じる。・・・・本気なのだろうか?・・・・わかっているのか?・・・・という感じだ。
 保守としての経済思想があるのかというと、このあたりも疑問だ。安倍の爺さんは、所謂、統制経済の人だ。わかりやすく言うと社会主義の人といってもいい。日本の保守と言われる人の中には、はっきりとこういう出自を持ち確固たる足場を感じさせるだけの重みのある人がいた。
 果たして、今の安倍にそれだけの何かを感じさせるだけの何かがあるかと問われると困ってしまう。・・・よく分かんないのだ。
 そういうはっきり言えない得体の知れない軽さに対する漠とした不安があるように感じさせるのは、経済政策全体に相反する要素が多すぎるためだと思う。
 選挙も近いので、近いうちに時間をとってゆっくりまとめられる時間が出来れば書いてみたいと思うが、あらゆることが支離滅裂に動いている。これでは正常な金融政策に戻れたところで、全て相殺されてしまうのではないかという思いが強い。ぼくの思いは、海外が、今一歩、安倍の経済政策を信用してくれないのと同じ根っこなのではないかと思っている。だいいち、一番信用していないのは実は日本人じゃないのかとも思う。

 ここで、この手の発言ははじめてなので言っておきます。ぼくは、本邦での所謂、保守には属しません。左翼にも属しません。米帝製の所謂リベラルに近い考えを持ちますが、かれらのお節介な性質には非常に違和感を感じているとだけ今日のところは申し上げておきます

AFの精度について


 取り上げたレンズは、パナの解像の鬼レンズ!
LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.

Panasonic LUMIX G 20mm / F1.7

まぁ、こんなに小さい絵ならどれだってピントは合ってるように見える。
P7020129P7020130P7020127P7020128P7020131P7020132


 以下、全て開放F1.7にて。
P7020127
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OM-D AF  上くらい伸ばせばわかるね。話にならない。下が等倍に近い。もちろん葉っぱの下の先っちょに合わせたいのだ。


P7020128
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
MF ピント拡大なし まだ、全然だめ。


P7020129
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
MF+ピント拡大あり ・・・・ まだダメ。


P7020130
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
MF+ピント拡大・・・・やっとO.K. (-_-;)
 たとえ、20mmという超広角レンズだとは言えF1.7の明るさをなめてはいけない。望遠なら被写体がデカいのでピントの追い込みは可能だが、20mm 以下の10mm代とかでは、被写体が小さすぎて事実上視認不可能だ。


P7020131
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
MF+ピント拡大・・・ダメ。OTL


P7020132
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
MF+ピント拡大・・・O.K.?・・・・ (´・_・`)

 まぁ、精密に撮影したい場合、絞り開放でAFは全く使えません。

 今回は、OM-D を使ったわけだ。FBではさんざん持ち上げたけど、

最近は、仕事に追われているので、考えなくても書けるカメラの話題ばかりなんだけど、OLYMPUSのOMーDについてはあまり書いた記憶がない。書き出したらキリがないくらい不満点があるからなんだ。
でも、ぼくの車載セットにしっかり収まり切っているという感じだ。
もちろん、レンズも含め防水並の耐水性もある。暑さ寒さにも充分耐えるし、その上、とっても頑丈なのだ。軽いので落っことしても致命的なダメージまで受けないのだと思う。ぼくは、OMDにこのサイズのレンズ交換式としては絶対的な信頼感を持っている。写りに関してはこのレベルでは、未だ、最上位クラスだ。あんまり言及はしていないが、そんな見方からは、このカメラにライバルはいないと思っている。

やっぱ書くとこういうことになってしまう。


index_img_omd

 こいつの一番大きな欠点はフォーカスエリアが大きすぎのおおざっぱすぎでそれはないだろうというレベルだ。フォーカスエリアが全画面に及ぶのは一眼にはないメリットではあるんだけど如何せんデカすぎだ。どこにピントが来るのかは出たとこ勝負の時の運という感じだ。
 35点エリアAFとグループ選択
 今回は、こいつと解像度に関しては比類のないパナの20mmを掛けたわけだからたまったもんじゃないということだ。まぁ、パナのカメラでは効かない手ぶれ補正が効くと言うことを勘案しても AF は使いようがないという感じだね。
 まぁ、これはどんなカメラでも大なり小なりあることで、ぼくはもうレンズのピント調整などはあんまりやってもらってない。結局、最後は自分で追い込むものと思うことにしている。だから、DMFやフルタイムオートフォーカスという機能はどんなカメラにも必須と思ってんだ。初級機にも付けるべきだと思っている。
新しいPENはOM-Dの欠点を大幅に補強して今や一眼上級機に迫るミラーレス最強のスペックで登場した。

ぼくの一番期待している点は、今回指摘したAFの問題を大幅に補強し他のカメラ並みに引き上げる機能として歓迎したい。

 スーパースポットAF

 

  スモールAFターゲット

 フォーカスピーキング

 このピーキング機能は、ぼくにとってはαシステムでおなじみのものなのだけど、結構、頼りにはしている。ただ、OM-D や PEN のようにピントリングの動きに同調してファインダー像を拡大してくれるのなら、かえって邪魔かもしれないと思うけれどその時は切れば良いだけだね。α の場合は、拡大機能がそんなに便利ではないので広角で撮る場合は必須だと思っている。

 これで、もう不満点はほぼなくなっておつりが来ます。だからオリンパスさん、早く次期 OM-D 発表してください。

 それにしても Panasonic LUMIX G 20mm / F1.7 の鬼のような描写には恐れ入るばかりだ。その描写を受け止めるOM-Dも素晴らしい。
P7020121OLYMPUS DIGITAL CAMERA
P7020122OLYMPUS DIGITAL CAMERA


 F1.7 開放。
 それにしても近接するとピントが薄い。ピント合わせるだけで息苦しい。
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F8.0 でギリギリか?
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F16は、回折の影響で明らかにピント面の解像感が落ちる。
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 余程、意図的なものがない限り F4.0~F8.0 に絞り込んだ方が歩留まりは上がるだろう。ピントはセンター。

 

P7020133 F1.7 ISO200

 

P7020135 F5.6 ISO400

 

P7020136 F1.7 ISO200

 

P7020137 F8.0 ISO500

 いずれにしても、他に替え難いレンズであることは間違いない。

2013/07/02

模型撮影の難しさ

 実は、ぼくの撮影するもののメイン分野がかなり普通でない機能を要求する。

 その辺の紆余曲折については、模型ブログ AFV Maniac の方に書いているのだが、たかだか「15cm~20cmのブツの頭から尻までピントを合わせたい。」それだけのことなんだ。

 それだけというなかれ、それがなかなか出来ないんだよ。困ったことに。カメラやレンズの能力も上がってきてはいるけれどこういうニッチな需要には応えようとはしてくれないというのが実情だ。

 要はピントの合う範囲を広く取りたいと言うことなので、出来るだけ撮像素子の小さなもので、クセのない広角で適切な距離から撮るということが必要になる。

 と言うことになると、一番ぴったりくるのは普通のデジカメだと言うことになっちゃうんだよね。

 ぼくがビジネスで使うキヤノンのS110と言うカメラのスペックはこんな具合だ。

カメラ部有効画素数 約1,210万画素 1/1.7型高感度CMOS

レンズ 焦点距離 5.2(W)-26.0mm(T)
[35mmフィルム換算] [24(W)-120mm(T)]

開放F値 F2.0(W)-5.9(T)

 素子はコンデジとしては少し大きめ、換算 24-120 とは言うものの実際は、5.2mm~26mm の 焦点距離だ。これらの用件は全て被写界深度が腐買うと言うことを指す。一般に不評でコンデジはボケないからダメだと言われる。でも、こういうのが欲しいというやつもいるんだよ・・・・現に今ここにいて書いている。

 と言うようなことなのだけど、話せば長いいろいろがあって、ブツ撮りはマイクロフォーサーズで行くことになった。

 デフォルメのあまりでない扱いやすい50mmは換算100mmにもなってしまう。これはちと長すぎる。35mmというレンズは未だない。近辺にはシグマの30mmがあるが、35mmというよりは28mmに近いじゃんと言うことだ。ということで未だ悩みは多い。ただ、この件に関しては、現状ではマイクロフォーサーズが最善手だと思っている。

 この話は、長くなるので続きはまたの機会に・・・。

2013/07/01

広角レンズのデフォルム

 広角レンズというものは初心者にとって扱いの難しいものなんです。

 記録的なスナップとかでは、広く写ってればそれでよしと言うことになるのですが、一歩踏み込むとどう使って良いのかよく分かんなかったり、撮ったけどなんか変?・・・と言うことになりがちです。

 広角レンズは樽型の歪曲があるとよく言われますが、これはあまり問題ではありません。

 広角レンズで撮影してものが変形して写る原因は大きく二つ。

 広角レンズは遠近感の強調が強く出ます。近づくと近いものほど大きく、遠いものほど小さく写ります。

 また、同じものを上下左右に並べると、平面的な被写体はそんなに変形しませんが、立体的な被写体は盛大に変形します。

広角

 要するに撮像面が平面なのでどうしようもないわけです。デジタル補正が進めば解決できるでしょうけれど、広角レンズの味を生かして上手く嘘をつくと言うことは出来なくなります。

 それはそれで問題です。・・・そんなの全然おもしろくない。

 広角でこのデフォルムを出さないためには出来るだけ引いて、被写体に正確に相対して撮像面を直角に保つ必要があります。傾くとそれだけで遠近感の強調が発生するわけです。

 車やぼくのフィールドの戦車や飛行機、特に問題になるのが建築物。これらを正確なフォルムで撮ろうとする、と製図の六面図のような構図でしか撮れないのです。その他の構図を選ぶとデフォルムが発生します。

 このあたりのことは、レンズの歪曲とは関係ありません。テストなどで言われる歪曲は平面のものを正確に相対して撮ったときにどれだけ正確に複写出来ているのかのテストです。初心者の方は誤解が多いようですがどのような歪曲の少ない広角レンズでもこのデフォルムは起こります。

 なので結婚式の集合写真などでは端っこの人は実際以上に太って写ります。スマートに写りたい人は真ん中近くに並びましょう。・・・但し、実際よりスマートに写るわけではありません・・・・あしからず。

 図は、「写真レンズの基礎と発展」小倉敏布 朝日ソノラマ 1995 を参考にしました。・・・・こんな図だったと思います・・・あやふやな記憶で申し訳ない。

 と言いながらも、実写例がないというのも・・・・なんか変ですか?・・・こないだここで書いた記事の補足を少しするつもりだったのですが・・・う~ん、面倒なことになってしまった。・・・・そんなピンポン球みたいなものあったけかなぁ・・・・(-_-;)