2013/07/02

模型撮影の難しさ

 実は、ぼくの撮影するもののメイン分野がかなり普通でない機能を要求する。

 その辺の紆余曲折については、模型ブログ AFV Maniac の方に書いているのだが、たかだか「15cm~20cmのブツの頭から尻までピントを合わせたい。」それだけのことなんだ。

 それだけというなかれ、それがなかなか出来ないんだよ。困ったことに。カメラやレンズの能力も上がってきてはいるけれどこういうニッチな需要には応えようとはしてくれないというのが実情だ。

 要はピントの合う範囲を広く取りたいと言うことなので、出来るだけ撮像素子の小さなもので、クセのない広角で適切な距離から撮るということが必要になる。

 と言うことになると、一番ぴったりくるのは普通のデジカメだと言うことになっちゃうんだよね。

 ぼくがビジネスで使うキヤノンのS110と言うカメラのスペックはこんな具合だ。

カメラ部有効画素数 約1,210万画素 1/1.7型高感度CMOS

レンズ 焦点距離 5.2(W)-26.0mm(T)
[35mmフィルム換算] [24(W)-120mm(T)]

開放F値 F2.0(W)-5.9(T)

 素子はコンデジとしては少し大きめ、換算 24-120 とは言うものの実際は、5.2mm~26mm の 焦点距離だ。これらの用件は全て被写界深度が腐買うと言うことを指す。一般に不評でコンデジはボケないからダメだと言われる。でも、こういうのが欲しいというやつもいるんだよ・・・・現に今ここにいて書いている。

 と言うようなことなのだけど、話せば長いいろいろがあって、ブツ撮りはマイクロフォーサーズで行くことになった。

 デフォルメのあまりでない扱いやすい50mmは換算100mmにもなってしまう。これはちと長すぎる。35mmというレンズは未だない。近辺にはシグマの30mmがあるが、35mmというよりは28mmに近いじゃんと言うことだ。ということで未だ悩みは多い。ただ、この件に関しては、現状ではマイクロフォーサーズが最善手だと思っている。

 この話は、長くなるので続きはまたの機会に・・・。

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