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2017/01/13

2017 マイクロフォーサーズレンズ - 極私的ベストバイ

 価格にこだわりなく新しくシステムを組むならこれにしなさいと言う構成を考えてみました。

 個人的には、フォーサーズにあまりボケを期待していない。画面全域の等質な解像を重視していると言うことが前提です。


必携ベストファイブ

 

14-100
製品名 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
希望小売価格 175,000円(税込189,000円)
レンズ構成 11群17枚(DSAレンズ 1枚、非球面レンズ 3枚、EDレンズ 5枚、スーパーHRレンズ 2枚、HRレンズ 1枚)
防滴処理 防塵防滴機構
フォーカシング方式 ハイスピードイメージャAF(MSC)
最短撮影距離 0.15m(Wide) / 0.45m(Tele)
最大撮影倍率 0.3倍(Wide) / 0.21倍(Tele)
35mm判換算最大撮影倍率 0.6倍相当(Wide) / 0.42倍相当(Tele)
最近接撮影範囲 57.7 x 43.3mm(Wide) / 82.4 x 61.9mm(Tele)
絞り羽枚数 7枚(円形絞り)
最大口径比 F4
最小口径比 F22
レンズ内手ぶれ補正機構 あり(VCM機構)
手ぶれ補正性能 5軸シンクロ手ぶれ補正時 6.5段補正[*]
焦点距離:100mm
フィルターサイズ Ø72mm
大きさ 最大径×全長 Ø77.5 x 116.5mm
質量 561g

いきなりで申し訳ないが、このレンズはまだ使ったことがない。しかし、今までの経験とサンプルを見る限り、破格の解像感を持つレンズであることは疑いがない。見たことのない描写だ。ある意味でやり過ぎかとも思うが、誰が見ても一目で違いがわかる鮮烈さを持つ。なんだかんだと揚げ足を取ってもこの描写は病みつきになって他のレンズが使えなくなるに違いないと思わせる個性の強さがある。厳しい描写を目指すズイコーのやりたいことの到達点なのではないかと思う。

焦点距離も35mm版換算24-200と普通に使うにはこれ一本でまかなえる理想的な値だ。ほんとこれ一本でほとんど賄えてしまう。F4通しと、こけおどしの数値を捨てたおかげだろう。割り切りも良さも気持ちが良い。

長く写真を続けて行くなら、安価なズームレンズを多数持つより少々奮発してこれ一本を奢るほうが良いのはあきらかだ。

このレンズの欠点を挙げるとしたら、

1.デカく重いこと

2.暗所撮影には向かないこと

この二つの欠点が我慢ならんというのとなら、二本になるが次点のパナのF2.8通しの二本が良いだろう。それなら感覚的に重さは半分くらいの負担に軽減される。ズイコーのF2.8の2本はそれより優秀ではあるが、でかさ重さの問題は解決してくれない。

暗所撮影で問題になるのは主としてシャッタースピードの問題で、フォーサーズのほぼ限界値となるASA1600に収めるとなると、かなり遅くなってしまうということだ。ロック系の被写体などでは被写体ブレが止まらないだろう。F2.8でも苦しいと感じるくらいだからね。それ以上明るいズームとなるとシグマのAPS-C用ズームを持ってくるしか手がないが、現実的な話ではないだろう。

ぼくの今常用している35mmのゆるさとは対極をなすものとして個人的にはすぐ手に入れて使いたいとは思うのだが、二刀流故に予算が避けずに泣いているのだ。

 

 

mzd2518
製品名 M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
希望小売価格 42,000円(税込45,360円)
レンズ構成 7群9枚(非球面レンズ2枚)
画角 47°
最短撮影距離 0.25m
最大撮影倍率 0.12倍(35mm判換算0.24倍相当)
最近接撮影範囲 144 x 108mm
絞り羽枚数 7枚(円形絞り)
最大口径比 F1.8
最小口径比 F22
フィルターサイズ Ø46mm
大きさ 最大径×長さ Ø57.8mm x 42mm
質量 137g

一番よく使うと思われる標準画角だ。

特にコメントが必要なレンズではない。普通に期待通りよく写る超広角レンズだ。

この超広角レンズというのがミソだ。

未だにフォーサーズがボケないということを宣うアホがいるが、超広角がボケるわけはないのだ。35mm版でも同じだ。一般的に広角によるほど被写界深度が深くなり、望遠によるほど浅くなる。光学的な説明をしても分かりにくいので、そんなことどうでも良い人はそう覚えるだけで良い。広角ほど移す範囲を広くするため前玉に湾曲したレンズを使う。像が歪んだり偽色が出たりするので補正のためのレンズが多くなる。光を多くのレンズに通すと暗くなる。歪みを補正しているうちにボケなくなる。そんな特性があるわけだ。レンズの構成は望遠レンズを前後ひっくり返したような構成になる。歪曲や収差は望遠よりはるかに厳しいので補正の度合いは半端ではない。そんなところだ。超広角の25mmは35mm版であってもフォーサーズであっても同じことで、フォーサーズでは、それが35mm版の標準画角と同じになってしまうということにすぎない。

だから、基本的にはフォーサーズの標準画角にボケ味を求めてもかなり無理をしないと実現できないということになる。ただ、フォーサーズ陣営もそこは分かっているので超広角の明るいレンズを用意しているということだ。この画角でボカそうとすると必然的に明るくせざるを得ず、たくさんの光量を確保するためにデカく重くなってしまう。そのバランスの中でこのレンズが一番妥当な線をいっているであろうということだ。描写だけならMZDからバカに明るいレンズが出ているが、よほどのことがない限りこのレンズで満足できるはずだ。先のズームより心地よく優しい描写をしてくれる。




 zd4518

製品名 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
希望小売価格 35,000円(税込37,800円)
最大口径比/最小口径比 F1.8/F22
レンズ構成 8群9枚(E-HRレンズ2枚)
画角 27°
AF方式 ハイスピードイメージャAF(MSC) 
最短撮影距離 0.5m 
最大撮影倍率 0.11倍(35mm判換算 0.22倍相当)
最近接撮影範囲 157x118mm
絞り羽枚数 7枚(円形絞り)
フィルターサイズ Ø37mm
マウント規格 マイクロフォーサーズシステム規格 
大きさ 最大径×長さ Ø56 x 46mm
質量 116g

このレンズくらいから、35mm版の標準画角に使うレンズと同じになってくる。必然的にボケが楽しめる領域になる。このレンズは、ボケ味といい解像といいよく出来た単焦点のお手本のようなレンズだ。価格も安い。安すぎると言っても良いくらいだ。これをF1.4にすると価格は跳ね上がるだろう。このレンズはフォーサーズレンズの中でも最もオススメしやすい良いレンズだ思う。

 

 

mzd60m

製品名 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
希望小売価格 59,500円(税込64,260円)
最大口径比/最小口径比 F2.8/F22
レンズ構成 10群13枚(EDレンズ、HRレンズ2枚、E-HRレンズ)
防滴処理 防塵防滴機構
画角 20°
AF方式 ハイスピードイメージャAF(MSC)
最短撮影距離 0.19m
最大撮影倍率 1.0倍(35mm判換算 2.0倍相当)
最近接撮影範囲 17 x 13mm
絞り羽枚数 7枚(円形絞り)
フィルターサイズ Ø46mm
マウント規格 マイクロフォーサーズシステム規格
大きさ 最大径×長さ Ø56 x 82mm
質量 185g

このレンズはマクロレンズという拡大、接写用レンズだ。その描写は凄まじい。35mm版ではありえない写りをする。それに倍率が2倍になるので35mm版の倍の大きさで撮れるということだ。このレンズを使うためだけにマイクロフォーサーズシステムを使うという人がいても違を唱えることができないと思う。最短撮影可能距離もちょうど良い。解像感はこれ以上ないというくらい。最近の似非マイクロとは違いF22まで絞れる。ほんとは、複写用途としては写るかどうかは別としてF44位までは絞れて欲しいんだけどね。とにかく、このレンズは神レンズに認定しても良いのではないかと思う。

 

 

mzd7518
製品名 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
希望小売価格 119,000円(税込128,520円)
焦点距離
75mm(35mm判換算 150mm相当)
最大口径比/最小口径比 F1.8/F22
レンズ構成 9群10枚(EDレンズ3枚、HRレンズ2枚)
画角 16°
AF方式 ハイスピードイメージャAF(MSC)
最短撮影距離 0.84m
最大撮影倍率 0.1倍(35mm判換算 0.2倍相当)
最近接撮影範囲 173×130mm
絞り羽枚数 9枚(円形絞り)
フィルターサイズ Ø58mm
マウント規格 マイクロフォーサーズシステム規格
大きさ 最大径×長さ Ø64 x 69mm
質量 305g

75mmにもなると35mm版と同様でよくボケるしボケ味も良い。画角は150mmとポートレイト用としては長すぎるけどね。でも、まぁ使うとしたらポートレイト用だろう。完璧なレンズだ。

 

 


以下次点

 

g12-35s
LUMIX G X VARIO 12-35mm / F2.8 / POWER O.I.S.
品番 H-HS12035
レンズ構成 9群14枚(非球面レンズ4枚、UEDレンズ1枚、超高屈折率UHRレンズ1枚)
ナノサーフェスコーティング○
マウント マイクロフォーサーズマウント/金属マウント
画角 W(f=12mm):84°~T(f=35mm):34°
光学式手ブレ補正○(POWER O.I.S.、Gシリーズ本体に準じたMODE切換えが可能)
焦点距離 f=12~35mm(35mm判換算 24mm~70mm)
最小絞り値 F22
開放絞り F2.8
絞り形式 7枚羽根 円形虹彩絞り
撮影可能範囲 ズーム全域で0.25m~∞(撮像面から)
最大撮影倍率 0.17倍(35mm判換算:0.34倍)
フィルター径 φ58mm
防塵防滴○
最大径×長さ φ67.6mm×約73.8mm※2
質量 約305g

g35-100
LUMIX G X VARIO 35-100mm / F2.8 / POWER O.I.S.
品番 H-HS35100
レンズ構成 13群18枚(EDレンズ:2枚、UEDレンズ:1枚)
マウント マイクロフォーサーズマウント/金属マウント
画角 W(f=35mm):34°~T(f=100mm):12°
光学式手ブレ補正(POWER O.I.S.、Gシリーズ本体に準じたMODE切換えが可能)
焦点距離 f=35~100mm(35mm判換算 70mm~200mm)
最小絞り値 F22
開放絞り F2.8(全域)
絞り形式 7枚羽根 円形虹彩絞り
撮影可能範囲 ズーム全域で0.85m~∞(撮像面から)
最大撮影倍率 0.1倍(35mm判換算:0.2倍)
フィルター径 φ58mm
防塵防滴
最大径×長さ φ67.4mm×約99.9mm※
質量 約360g(前後キャップとフード含まず)

上記二本の写りに関してはズイコーのような厳しさはない。もっと、まろやかなものだ。解像していないというわけではない。エッジを強調していない感じだ。これはこれでよい方法だと思う。この二本の特筆すべきことは大きさ重さとのバランスだ。70-200/2.8がポケットに入るだけで笑ってしまうではないか?この点は他のレンズではあり得ないことなので、常用便利ズームとしてオススメしたい。


単焦点

以下、趣味性が高いが良いものだ。PROMINARは8mmも優秀だが普通は使わないだろうということで外した。

fs_img_mft_02_L
PROMINAR 12mm F1.8
最大径×長さ: φ76.5×90.5 mm
質量: 475g
フィルター径: φ72mm
¥109,000(税別)

fs_img_mft_03_L
PROMINAR 25mm F1.8
焦点距離:  25mm/50mm相当
最大径×長さ: φ60×94 mm
質量: 400g
フィルター径: φ55mm
¥89,000(税別)

コーワから出ている三本は何れも優秀だがほかの純正を押しのけてでもという感じはしない。

 

mft-42_5mm-top
NOKTON 42.5mm F0.95
最小絞り F16
レンズ構成 8群11枚
画角 30.5°
絞り羽根枚数 10 枚
最短撮影距離 0.23m
最大撮影倍率 1:4.0
最大径×全長 φ64.3×74.6mm
フィルターサイズ φ58mm
重量 571g
希望小売価格(税別) : ¥118,000

ノクトンからは一本だけ。コシナからは4本出ているが、何れも開放は収差がかなり残っていて解像感はなくソフトレンズのようだ。これが夜の目としてなら優秀なのだよ。その中でも42.5mmは安心して使える安定感がある。

2016/09/20

パナソニックがGH5の開発表明 - ASCII.jp

GH5

4K60Pとか6Kとかが話題になる機種なんだろう。ただ、データの転送速度が少々上がっても60Pはムリがあるだろう。そうなると画質を落とさなければならない。現実的にはHD60Pが難しいのだから4Kは相当無理がるだろうし、編集機械も全然ついてこないのではないかと思う。さくっと使おうと思ったら10コア・デュアルが要るんじゃねぇか?・・・ああ、動画編集程度に贅沢の極み!

個人的には現時点ではHD30Pと同等の画質でHD60Pが出来たら御の字じゃねぇかと思う。60Pは確かに欲しい。でも、画質はそこそこ保って欲しいのだ。半分に落としてはだめだ。

上にも書いてあるとおり、今回の機械はフォーカス合成というオリンパスはとおの昔に搭載している機能が乗っかるらしい。これはあっちでやってるブツ撮りには是非ともいただきたい機能なのでそっちに興味があるかなぁ・・・という感じだ。

 正直なところα7Sを使い出してから、メイン機種の地位はそっちに行ってしまった。やはり、暗所に強いのだ。フォーサーズ比では圧倒的だ。少々使いにくくてもあっちを使ってしまうのだ。本来であれはα7S相当の1200万画素で低ノイズで諧調表現のよいものを出して欲しかったもちのが正直なところだ。商売は難しいだろうけどね。同じ画素数でも素子面積1/4になっちゃうからね。2000万画素などに画素数あげるとなおさら差が開く。

GH4でその他の不満点というのはほとんどない。もう完成の域に入っている機械だと思う。

OM-DとGH5どちらかを撰ぶとしたら、やはり、GH5を撰ぶのだろうと思う。これは主としてUIの練り方の問題だ。良く家電屋のカメラという言い方がされる。LUMIXを見ていると家電屋の方が客と相対して対話していると思う。カメラ屋のカメラは使いにくい。

2015/11/16

公開前のOM-D E-M1新ファームウェアを試す マクロ撮影で威力を発揮する「深度合成」など - デジカメWatch

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 オリンパスのフラッグシップ機E-M1のファームがバージョン4になる。発売から二年なので半年ごとに更新してきたことになる。この気まじめな姿勢には好感が持てる。

 今回のバージョンアップの目玉は以下の通りだという。

  • 深度合成モード
  • フォーカスブラケット
  • OVFシミュレーションモード
  • MFクラッチ機構/スナップショットフォーカス機構の無効化

 ぼくの大注目は、「深度合成モード」だ。これがあれば100人力。後加工で面倒な深度合成の必要もなくなる・・・まぁ、よほどでないとやらないけどね。

 どんなことが出来るのかというと、こんなことだ。

61

 え?何の変哲も無いって?

 ところがこれがたいしたことなのだ。

 手前から奥までピントが合ってんだろ?

 え?・・・「たったこれだけの範囲?」だって?

 ほかのカメラで出来るならやってみろ!ってもんだよ。

 ほんと、これがなかなか出来ない。同じカメラで素のまま手前から奥にピンを送ると以下のようになる。

706174

 ね?端から端までピントが合わないだろ?レンズ交換式の中でもこのピントの奥行きが広いマイクロフォーサーズにしてこのざまだ。素子の大きなカメラなどこういう絵は手も足も出なくってコンデジなどの方がかえってきっちりきれいに写る。そういうことなんだ。

 オリンパスの今回の深度合成はこれら8枚連写でピント位置を順にずらして撮影したものをカメラの中で合成してあげましょうという。超とっても親切な機能なのだ。特に近接するので深度の浅くなるマクロには有効な処理だと思う。

 これで、使わないので手放そうかと思っていたE-M1も手放さない立派な理由が出来たというわけだ。

 この機能は、同じオリンパスのコンデジ。タフシリーズなどには数年前から搭載されている。演算量の多い処理なので良いアルゴリズムが見つかったのかもしれないね。

2015/05/01

Lumix GX7 + G 30mm/F2.8 Macro

 手持ちのGX7につけてみた。

 やはりこっちの方がしっくりくる。

 絵が良いかとか言うのは多分に主観的なものだし、ぼく自身はもうどのメーカーのカメラも画質の部分はどれを取っても不満は出ないんだろうと思う。

IMG_6865IMG_6868

IMG_6870

 なかでも、 このGX7というカメラは、良く出来ていると思う。デザインは地味だ。性能は、パナのカメラの最高級機のGH4から4K動画を抜いたものと考えれば良いだろう。ほぼほぼ、ニコンやキヤノンの高級機と同等の機能を持つと言うことだ。この小さな目立たないカメラにフルスペックが詰まっている。なにもひけらかすことなどない。大人のカメラだ。

 大人のカメラだというのにはわけがある。これは実際に自分のモノとして使ってみないとなかなか解らないのだが、気配りが行き届いていると言うことだ。全てが手にすっと収まり、あるべきものがあるべき所にあるということだ。これが実現できているカメラがなかなか無いのだよ。パナの開発陣は、よく考え抜いて作ったのだろうと感心させられる。

 話は、カメラのことではない。レンズの話だ。

 オリンパスの60mmと並べてみるとこういう感じだ。フードを納めてしまうとあんまり違わないように思える。

IMG_6866

 フードを伸ばすとだいぶ違ってしまう。

IMG_6867

 まぁ、一般的にはマクロレンズの使い方はクローズアップだけだと思われているのだろうけど、その点ではマイクロフォーサーズの2倍率というのはたいしたものだ。フルサイズではこの半分の大きさになる。一般的なイメージとは逆なんじゃないかと思うけどね。じつは、そういうことなんだ。パソコンモニターの等倍画像と実物を並べてみた。マイクロフォーサーズではこんな感じだ。

IMG_6871

ワイワイ言ってるのがわかってもらえたかと思う。フルサイズ機では倍率がかからないので半分の大きさになる。

ただし、30mmであろうと、60mmであろうと、等倍と言えば等倍だ。拡大される大きさに大きな違いは無い。

IMG_6872

 上記は、上段がモニタの画像撮影距離は同じだ。画角は全然違う。下段がギリまでよった絵だ。60mmでもここまでしかよれない。なので30mmと60mmの拡大レンズとしての性能は似たようなものとなる。じゃ、なにが違うのかというと大きいのは被写体までの距離なんだよ。花などは逃げないからギリギリまで寄れるけど。昆虫などはそんなによると逃げちゃう。30mmで最大倍率で撮ると、殆どレンズが被写体にくっつきそうだけど。屋外でそんなことすると被写体が影になっちゃうのでそこまで寄れなかったりする。そんなところが一番大きな違いなんだ。こんな平べったい被写体ではパースのつきようもないし、レンズの歪み性能だけが露骨に出るんだ。歪曲率などはこういうときに効いてくる。

 ただ、昨日も書いたように30mmマクロはあくまで広角レンズなので広角のクセを持つと言うことを忘れると期待通りの絵にならないと言うことを頭に入れておかなければならない。

 それと、静止画しか撮らないというのであれば、GX7や30mmマクロの手ブレ補正能力はごく普通くらいなので、マクロ撮影には多少厳しめです。静止画ならオリンパスのE-M1以降の強力な手ブレ補正の方が確実に効きます。それと、マクロ撮影の微細なピント送りはピント環では行わずに体の前後動で調整します。その方が確実です。最後は前後動に集中します。

2015/04/30

LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 入手

 待ちに待ったレンズなので早速入手しました。

 GH4 につけてみましたが、あんまり似合いません。こいつやEM-1、マイクロフォーサーズのフラッグシップ機にはでかめのズームが似合います。

gh4 30mm

 といいながら、こいつにも似合わないねぇ・・・GH4よりましだけど。

1000-Panasonic-Lumix-G-30mm-Macro-f2-8-Lens-2_1427728028

 レンズのつくり自体は、まぁまぁ、という感じ。以前の全プラのGレンズ群よりは良いかもという感じです。基本プラですが金属部分もあります。インナーフォーカスですので鏡筒自体はピントによって動くことはありません。近接に従ってレンズ長がニョキニョキ長くなるマクロが当たり前の世代にとっては隔世の感です。

K0000766326

  対策打ったのと、奥目だからと言うことでしょう。フードは付属しません。

 でも、フードはつけた方が良いでしょう。こんなので良いと思います。

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 逆光でなくてもフードは必ずつけましょうね。逆光のゴーストを押さえるだけじゃなく画面のコントラスト保全のために不要な光を入れないと言うことは撮影の必須条件です。高コントラストの基準値を頭の中に持っていないと作画にゴーストやフレアを活かすことなど出来ません。

諸元は以下の通り。色つきが注目点です。

品番 H-HS030
レンズ構成 9群9枚(非球面レンズ1枚)
マウント マイクロフォーサーズマウント/金属マウント
画角 40°
光学式手ブレ補正 ○(Gシリーズに準じたMODE切換えが可能)
焦点距離 f=30mm(35mm判換算:60mm)
最小絞り値 F22.0
開放絞り F2.8
絞り形式 7枚羽根 円形虹彩絞り
撮影可能範囲 0.105m~∞(撮像面から)
最大撮影倍率 1.0倍(35mm判換算:2.0倍)
フィルター径 φ46mm
最大径×長さ φ58.8mm×約63.5mm※
質量 約180g
付属品 レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズ収納袋

 気になる深度の確保と中央画質の劣化について簡易テストをしました。助手席においたスマホを撮っただけです。絞り優先モード絞り値以外は全て自動です。基本的にISOの上下限を限度に、レンズの手ブレ補正を一段分として評価シャッタースピードを調整しているようです。全て、適正だと思います。レンズの手ブレ補正機能は、オリンパスのボディやパナのズームほどは効かないという感じです。ただ、この画角では手ブレの上下動よりも、体の前後動、ピントの精度の方が重要です。

 流石にこの明るさでもF22まで絞るとISO上限に達してしまい。シャッタースピードが落ちます。ピント位置はレンズ左下端。切り出し画のリンク先には等倍切り出し画を配しましたが、WindowsLiveWriterとBloggerの相性が悪く上手くいったためしがありません。開かなかったら御容赦願います。

F2.8_1/160sec_ISO200
DMC-GH4_P3580554_@30.0mm_F2.8_1/160sec_ISO200DMC-GH4_P3580554_@30.0mm_F2.8_1/160sec_ISO200pDMC-GH4_P3580554_@30.0mm_F2.8_1/160sec_ISO200t

F4.0_1/80sec_ISO200
DMC-GH4_P3580555_@30.0mm_F4.0_1/80sec_ISO200DMC-GH4_P3580555_@30.0mm_F4.0_1/80sec_ISO200pDMC-GH4_P3580555_@30.0mm_F4.0_1/80sec_ISO200t

F5.6_1/60sec_ISO320
DMC-GH4_P3580556_@30.0mm_F5.6_1/60sec_ISO320DMC-GH4_P3580556_@30.0mm_F5.6_1/60sec_ISO320pDMC-GH4_P3580556_@30.0mm_F5.6_1/60sec_ISO320t

F8.0_1/60sec_ISO800
DMC-GH4_P3580557_@30.0mm_F8.0_1/60sec_ISO800DMC-GH4_P3580557_@30.0mm_F8.0_1/60sec_ISO800pDMC-GH4_P3580557_@30.0mm_F8.0_1/60sec_ISO800t

F11.0_1/60sec_ISO1250
DMC-GH4_P3580558_@30.0mm_F11.0_1/60sec_ISO1250DMC-GH4_P3580558_@30.0mm_F11.0_1/60sec_ISO1250pDMC-GH4_P3580558_@30.0mm_F11.0_1/60sec_ISO1250t

F16.0_1/60sec_ISO2500
DMC-GH4_P3580559_@30.0mm_F16.0_1/60sec_ISO2500DMC-GH4_P3580560_@30.0mm_F22.0_1/40sec_ISO3200DMC-GH4_P3580559_@30.0mm_F16.0_1/60sec_ISO2500t

F22.0_1/40sec_ISO3200
DMC-GH4_P3580560_@30.0mm_F22.0_1/40sec_ISO3200DMC-GH4_P3580560_@30.0mm_F22.0_1/40sec_ISO3200

 カメラ汚ぇなぁ・・・というのはなしね・・・・野良仕事にも使うんだからね。(‥;)

 流石に、F11以上に絞るとピント面の画質の劣化が気になります。等倍鑑賞には堪えないという感じです。ただ、F22まで絞ってもカメラ全体を均質にピント内に入れることは出来ないのです。この広角のレンズを持ってしてもこうです。望遠系のレンズなら尚更と言うことになります。素子の小さなフォーサーズレンズの最優秀カメラ、レンズを持ってしてもこの程度なのです。このレンズは画角標準でありながら、レンズ構成は広角だからここまでピントの奥行きを確保できるのです。これはフルサイズシステムでは望むべくもありません。絶望的です。使える範囲は、フォーサーズ系は開放からビシッと描写しますので、フルサイズの開放の緩さというモノがありません。使える幅は両者似たような範囲です。個人的にはF8を規定値として使い、F5.6、F11が上下限かと思います。

 通常、どの光学メーカーもマクロは50mmが下限です。このレンズは30mmですから広角に分類されるレンズになります。マイクロフォーサーズは画角に2倍の倍率がかかるので、50mm画角を作ろうとすると広角にならざるをえないのがつらいところなのです。なので、このように斜めから撮ると遠近法で描いたような誇張がつきます。この誇張感を識別できるようにならなければ、いつまで経っても広角レンズは使いこなせません。あなたはレンズに騙されたまま悩み続けることになるでしょう・・・悩みすら出来ない人もいますけどね。全体像とそして隅々までよく写真を比較観察しましょう。マクロの使命は、近接撮影と複写ですので、このパースの付き方が広角マクロがあまり作られない理由なのだと思います。この遠近感の誇張だけはどんなに無歪みの優秀なレンズを持ってきたとしても広角レンズである限りつきます。このあたりは、常識として常に意識しその描写特性をどう活かすのかを考えて作画しなければなりません。

 この撮影はAFなのでピント位置はあちこちに行ってます。シビアなマクロ撮影では、AFは不可だと思った方が正解です。手持ちで静止態を撮るだけでも息が詰まります。ハァハァ、ゼイゼイになります。そういう撮影は、撮影時ピント面拡大が出来るミラーレスカメラが圧倒的に有利でしょう。というより、ピント面拡大の出来ない一眼タイプでは運を天に任せるしかないでしょう。カメラの性能が上がりすぎた今となっては、AFの性能はその程度のモノです。見えるのなら人の目の方が確かです。

 待望のレンズだったのでテストもろくにしないうちにあれこれ長々と書いてしまいました。非常に優秀なレンズで、通常のテストをするまでもないという気がしますが、気が向いたら、そのうちやるかもしれません。

 ぼくの模型撮影には第一候補です。次点がオリンパス60mmマクロ。次がパナの45mmマクロになります。

 一応、言っときますと、お花のアップを狙うようなレンズではありません。そんなのはオリンパスの60mmに任せましょう。画角が狭いと感じる人がいるかもしれませんが、テーブルフォト専用だと思った方が良いと思います。テーブルはこれと17.5mmがあれば良いでしょう。

 まして、女の子のアップを撮ったりしたら張り倒されます・・・ぼくの女性の好みの年齢の高いからかもしれませんが・・・・・(^_^;)

2014/04/30

LUMIX GH4 発売さる 動画機能

 さて、今回のモデルチェンジの目玉の4K動画の話にうつる。

 4K動画とは、今までのハイビジョンの約9倍の細かなドットで細部まで描写出来ると言うことだね。8Kも視野に入ってきたけれどこれはもうとんでもないもので最早今の最新パソコンでも編集できないだろうしモニタも途轍もなくでかいものにしないと意味がないだろうと思う。

通称

画素数(横×縦)

アスペクト比(横:縦)

画素数

HD ハイビジョン

1280×720

16:9

921,600

フルHD(2K) フルハイビジョン

1920×1080

16:9

2,073,600

4K ウルトラHD QFHD

3840×2160

16:9

8,294,400

WQUXGA

3840x2400

16:10

9,216,000

GH4

4096x2160

1.98:1

8,847,360

GH4

3840x2160

1.77:1

8,294,400

8K ウルトラHD スーパーハイビジョン

7680×4320

16:9

33,177,600

 800万画素のパラパラマンガが出来ると言うことだ。

 ・・・∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

 実は、驚いてもらわないといけないところだ。

 なんだ、800万画素?ではない。今のハイビジョンが92万画素なんだ。おおかた10倍近い細密さがあると言うことなんだ。

 ハッキリ言うとパラパラマンガの一枚一枚がちょっと前の高級コンデジの絵で写るというとんでもないことだ・・・もっと驚いてよ・・・っていっても動画から切り出しをしたことがあんまりないと分かんないかもしれないね。

動画|DMC-GH4|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic

Youtube や現行のパソコンのモニタではその性能を表現できないのはもちろん、ハイビジョンテレビでもだめだ。4K用のテレビがいる。

 ぼくは4K動画のとれるカメラは、動画が綺麗なだけじゃなく写真も変えると思っていると言うことは、以前から何度も書いている。そのこころは以下の効能書きに書かれている。

動画|DMC-GH4|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic (1)

 動画から切り出した写真が鑑賞に堪えるものになると言うことだ。決定的瞬間などと言うものは狙い澄まして撮るものではなく、動画の中からなにを選び出すかに変わるのだと思う。ポスタークラスに引き延ばす必要がないのであれば800万画素もあれば充分使える絵が得られる。

 下の絵は4K動画から切り出したもの。

vlcsnap-2014-04-28-00h03m17s74

 流石にクリックしてみてもらえる約1/2倍で見ると暗所なのも相まってかなりノイズが目立つ静止画にはとても及ばないが縮小画では十二分な品質だ。

 動画のプロパティでは、F3.5、SS1/30、ISO感度は解らない。


 動画撮影のアシストもGH3由来のよく練れた機能だ。

動画|DMC-GH4|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic (9)動画|DMC-GH4|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic (10)動画|DMC-GH4|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic (15)

 MFアシストは残念ながら動画撮影中は効かない。これはPnPで効いてくれるとありがたいのだけれど現状ではかなわない。

動画|DMC-GH4|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic (16)動画|DMC-GH4|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic (18)

 あとは、種々の設定項目や外部デバイスが使えるという点で完全にプロの仕事に使える仕様となっている。

動画|DMC-GH4|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic (2)

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以上、GH4はプロが仕事で使う動画機の資格を持ったというべきだろう。あと特筆すべきはプロ用の入出力用の外部デバイスも用意されている。


アマチュアは手を出しにくいものだが優れた拡張機能だ。こういう外部デバイスも用意するとなると、接合部などのインターフェイスは当面変更がないだろうと思う。末長く使えるいい機械ができたのではないだろうか。