そんなことはぼくに聞かれてもわかんないので、Wiki を見てみよう。歴史の話ばかりでも退屈するだろうから、ウダウダと小出しで書いてみようか・・・本論はもうちょっと後に出てきます。
リズム・アンド・ブルース(英: Rhythm and blues)は、音楽のジャンルである。略称はR&B(アール・アンド・ビー)またはRnB、RB。
スイング感のあるリズムとビートに乗りながら、叫ぶように歌うのが特徴。のちのロックンロールなどのジャンルにも影響を与えた。1940年代後半に、ジャズやブルース、ゴスペルといったブラック・ミュージックが発展する形で生まれた。概要
この用語は、1947年にビルボード誌のジェリー・ウェクスラーにより作り出された。ウェクスラーが、名付けるまでは、アフリカンアメリカンの音楽を「レイス・ミュージック」と呼び、ビルボード誌でも順位を「レイス・ミュージック・チャート」として発表していた。しかし1947年の或る週末、「もう、こういう名前で呼ぶ時代ではないだろう」「何か違う名前で呼ぼう、週末の間に皆で考えよう」とビルボード誌編集部で話が出た。次の火曜日にウェクスラーが「リズム・アンド・ブルースっていうのはどう?」と提案した事から、これが採用された。
ロックンロールもこの音楽の影響により生まれたが、当初はリズム・アンド・ブルースとロックンロールの間に明確な区別はなかった。その後、リズム・アンド・ブルースはソウルミュージックなどへ発展していった。(分類として、ソウルミュージックも内包する場合がある)
1960年代のアメリカで、黒人たちの地位向上によりさらなる彼等のアイデンティティを高揚し、アフリカンアメリカンとしてのルーツを誇示するための音楽として、よりモダンになったブラック・ミュージックの一つの形をリズム・アンド・ブルース(R&B)と呼ぶようになった。
ソウル(soul)あるいはソウル・ミュージック(soul music)は音楽ジャンル。基本的にはリズム・アンド・ブルース(R&B)の一種であるといえる。
1950年代から1960年代の初期にかけて、アメリカにおいてアフリカ系アメリカ人のゴスペルとブルースから発展しできた音楽の体系である。R&B、あるいはロックンロールといった黒人由来の音楽がポピュラー・ミュージックとして広く認知され、広範囲にわたって発展・拡大した1960年代、その頃のスタイルをさしてソウル・ミュージックと自然発生的に呼ばれるようになった。ソウル・ミュージックは大衆音楽であり、流行歌でもある。ゴスペル由来のコード進行、たたみかけるような覚えやすいリズム、コールアンドレスポンス、即興の多用などの特徴がある。R&Bや、1970年代から1980年代に使われたブラック・コンテンポラリーという言葉で表現された音楽との間で明瞭な境界は存在せず、レコード店の什器の区分やセールスチャートなど音楽のジャンル分けにおいても ソウル/R&B などのように同一のものとして扱われることが多い。1990年代に、歌ものを指して再びR&Bという言葉が使われるようになった。
うーん、これじゃ何のことかわからんじゃろう?ぼくもわからん。
まぁ、リズムアンドブルースというからには字義通りブルースにリズムがついたものということでいいだろうと思う。ソウルがややこしいが、ぼくらの頃にはソウルという呼称とRnBという呼称は両方流通していて融通無碍に使われていたので同義と捉えていいと思う。
ブルースという音楽は、Wikiによるとこういうことだ。
ブルース(Blues)は、米国深南部でアフリカ系アメリカ人の間から発生した音楽のひとつ、またはその楽式。19世紀後半頃に米国深南部で黒人霊歌、フィールドハラー(労働歌)などから発展したものと言われている。
アコースティック・ギターの弾き語りを基本としたデルタ・ブルース、バンド形式に発展したシカゴ・ブルース、ロックと融合したブルースロックなど、時を経て多様な展開をしている。
本来の発音は、ブルーズ[blú:z]である。
音楽の特徴
20世紀以降のポピュラー音楽に幅広く影響を与えた。ジャズやロックンロールのルーツのひとつとしても知られている。
ブルースの基本的な構成として、12小節形式(ブルース形式)で綴られる詩が多い。12小節形式の基本はA・A・Bの形式をとる。つまり、4小節の同じ歌詞を二度繰り返し、最後の4小節で締めの歌詞を歌う。これがワンコーラスとなる。
ブルース形式(12小節形式)のコード進行
ⅠⅠⅠⅠⅣⅣⅠⅠⅤⅤⅠⅠ
これらのローマ数字は、コード度数を表している。これが例えばキーがC (ハ長調)だとすると以下の通りとなる。
C、C、C、C、F、F、C、C、G、G、C、C
歌詞は、身近な出来事、感情を表現したものが多い。日常の幸せなことや憂鬱なこと(blues)を12小節に乗せて歌う。アメリカ南部の黒人たちにとって身近な存在だったギターは、伴奏楽器として適していたこともあり、初期のブルースはギターの弾き語りによるものが多かった。
キーAのマイナー ペンタトニックスケール
旋律に独特の節回しがあり、一般にブルー・ノート・スケールと呼ばれている5音階(ペンタトニック・スケール)で即興的に演奏される。特に短3度、減5度、短7度の音に用いられる微妙な音の「訛り」はクオーターと呼ばれ、ブルース独特の「音」であり、カントリーやジャズには基本的にみられない音である。ギターでは、「クオーター・チョーキング」=1/4音上げで演奏されることが多いが、厳密には1/4音と決まっているわけではなく、人それぞれ感覚的に上げて使っている。ピアノではこの音を出すのが不可能のため、3度の音の場合は、長短の二つの鍵盤をトリルしたり同時に打鍵したりなどのテクニックを用いる奏者もいる。また1950年代からはジャズの影響によって、(ブルー・ノート・スケール5音だけではない)テンション・ノートやテンション・コードが用いられるなど、洗練さを加えてきた。
シャッフルと呼ばれる、はねるリズムパターンが主流である。譜面上は便宜上、12ビート(12/8)とするか、はねた8ビート(8/8)の1拍3連の2拍目を休符にするか、1拍目と2拍目をつないだ形で表記されることが多いが、実際には均等に3等分したものではない。人によって微妙にリズムが異なり、ほぼ3連符の場合もあれば、16ビートに近いくらい後拍が遅れたもの(4連の16分音符の2拍目と3拍目を休符にしたもの)や、8分音符に近いものもある。ジャズの「スウィング」と似た部分もあるが、独特な後拍の強調があり同じではない。
ブルース形式でなくとも、タイトルに「〜ブルース」と付く曲も多く存在する。
ちなみに日本の歌謡曲の一つのスタイルとしてブルースと呼ばれるものもあるが、この項目のブルースとは音楽性は全く違い、メロディーやアレンジはムード歌謡の一種で、「憂鬱(Blue)な気持ちを歌った曲」という意味合いが強い。
まぁ、これを読んでも何のことだかわかんないと思うが、とりあえず聞いてみることにしよう。
Robert Johnson- Crossroad
Sweet Home Chicago
Bessie Smith - St. Louis Blues (1929)
RnB 以前のブルースはこんな感じだけど、モダンブルース系に関してはRnBとマディ・ウォーターズにしても、B.B キングにしてもRnBと全く同時代人と言ってもいい人なんだ。
Muddy Waters - Gypsy Woman
Muddy Waters- I'm Your Hoochie Coochie Man
T-Bone Walker - Call It Stormy Monday
BB King 3 O'Clock Blues original 1950 78
シャッフルというのは下のような感じだ。一拍に三つ音符おいて真ん中を抜いてはねる感じにしたものと考えておけば良い。一拍がタータで、一小節が、タータ、タータ、タータ、タータという感じ。
B.B. King - Everyday I Have The Blues (Live)
A+++ Blues BB King & Joe Louis Walker - T-Bone Shuffle (Blues Summit 1993).mpg
要は、ブルースにおいてリズムの肝は三連のリズムのつかみ方だ。
三連は初出か・・・スローブルースで聴いてみるか?
非常にゆったりしたリズムだし、頭の方はノリがつかみにくいだろうけど、中程からホーンやピアノが一拍に3回コードを引いてくれているので、(タタタ、タタタ、タタタ、タタタで一小節)うねるようなリズムに乗れるだろ?じつは、ドラムのハイハットもこれを叩いている。これが三連のノリだよ。ブルースはこのノリが身についてないと全く手も足も出ない。
RnBでブルースの3連やシャッフルとかをやっちゃうともろブルースになるのでそんなのは区別する意味がない。
でも、ロックンロールの8ビートのような単調なものでもない。
Chuck Berry - Johnny B. Goode (Live 1958)
Chuck Berry - Roll Over Beethoven
では、RnB のリズムとはなんじゃ?と聞かれると困る。
リズムにはダウンビート、アップビートやバックビートというのがあるらしい。どうもここいらがミソという気がする。と、まぁ、そんな難しいことを今の段階で言いだしても仕方がないので、とりあえず、ブルースに新しいリズムがついたということでしばらく置いておこう。
とりあえず、RnBの中心人物 サム・クック、レイ・チャールズ、ジェームス・ブラウン、ウィルソン・ピケット、アレサ・フランクリン、マーヴィン・ゲイなどがゴスペルと深い関わりを持つと言うことだけは確かなことだ。
ここで、R&Bのルーツのひとつであるゴスペルのビート感を聞いて欲しい。ゴスペルでも有名でノリのいい曲だ。ポップスに馴染んでいるぼくたちには、すでにおなじみのリズムではある。でも、このノリは普通のノリと違う感じがしないかい?
このビート感がキモのひとつだと思う。まぁ、とにかく、このリズム感を感じてくれ。東洋人のぼくたちには不思議なノリだ。
Can't Nobody Do Me Like Jesus
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