2015/04/30

LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 入手

 待ちに待ったレンズなので早速入手しました。

 GH4 につけてみましたが、あんまり似合いません。こいつやEM-1、マイクロフォーサーズのフラッグシップ機にはでかめのズームが似合います。

gh4 30mm

 といいながら、こいつにも似合わないねぇ・・・GH4よりましだけど。

1000-Panasonic-Lumix-G-30mm-Macro-f2-8-Lens-2_1427728028

 レンズのつくり自体は、まぁまぁ、という感じ。以前の全プラのGレンズ群よりは良いかもという感じです。基本プラですが金属部分もあります。インナーフォーカスですので鏡筒自体はピントによって動くことはありません。近接に従ってレンズ長がニョキニョキ長くなるマクロが当たり前の世代にとっては隔世の感です。

K0000766326

  対策打ったのと、奥目だからと言うことでしょう。フードは付属しません。

 でも、フードはつけた方が良いでしょう。こんなので良いと思います。

51eEtemEHfL._SL1000_

 逆光でなくてもフードは必ずつけましょうね。逆光のゴーストを押さえるだけじゃなく画面のコントラスト保全のために不要な光を入れないと言うことは撮影の必須条件です。高コントラストの基準値を頭の中に持っていないと作画にゴーストやフレアを活かすことなど出来ません。

諸元は以下の通り。色つきが注目点です。

品番 H-HS030
レンズ構成 9群9枚(非球面レンズ1枚)
マウント マイクロフォーサーズマウント/金属マウント
画角 40°
光学式手ブレ補正 ○(Gシリーズに準じたMODE切換えが可能)
焦点距離 f=30mm(35mm判換算:60mm
最小絞り値 F22.0
開放絞り F2.8
絞り形式 7枚羽根 円形虹彩絞り
撮影可能範囲 0.105m~∞(撮像面から)
最大撮影倍率 1.0倍(35mm判換算:2.0倍
フィルター径 φ46mm
最大径×長さ φ58.8mm×約63.5mm
質量 約180g
付属品 レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズ収納袋

 気になる深度の確保と中央画質の劣化について簡易テストをしました。助手席においたスマホを撮っただけです。絞り優先モード絞り値以外は全て自動です。基本的にISOの上下限を限度に、レンズの手ブレ補正を一段分として評価シャッタースピードを調整しているようです。全て、適正だと思います。レンズの手ブレ補正機能は、オリンパスのボディやパナのズームほどは効かないという感じです。ただ、この画角では手ブレの上下動よりも、体の前後動、ピントの精度の方が重要です。

 流石にこの明るさでもF22まで絞るとISO上限に達してしまい。シャッタースピードが落ちます。ピント位置はレンズ左下端。切り出し画のリンク先には等倍切り出し画を配しましたが、WindowsLiveWriterとBloggerの相性が悪く上手くいったためしがありません。開かなかったら御容赦願います。

F2.8_1/160sec_ISO200
DMC-GH4_P3580554_@30.0mm_F2.8_1/160sec_ISO200DMC-GH4_P3580554_@30.0mm_F2.8_1/160sec_ISO200pDMC-GH4_P3580554_@30.0mm_F2.8_1/160sec_ISO200t

F4.0_1/80sec_ISO200
DMC-GH4_P3580555_@30.0mm_F4.0_1/80sec_ISO200DMC-GH4_P3580555_@30.0mm_F4.0_1/80sec_ISO200pDMC-GH4_P3580555_@30.0mm_F4.0_1/80sec_ISO200t

F5.6_1/60sec_ISO320
DMC-GH4_P3580556_@30.0mm_F5.6_1/60sec_ISO320DMC-GH4_P3580556_@30.0mm_F5.6_1/60sec_ISO320pDMC-GH4_P3580556_@30.0mm_F5.6_1/60sec_ISO320t

F8.0_1/60sec_ISO800
DMC-GH4_P3580557_@30.0mm_F8.0_1/60sec_ISO800DMC-GH4_P3580557_@30.0mm_F8.0_1/60sec_ISO800pDMC-GH4_P3580557_@30.0mm_F8.0_1/60sec_ISO800t

F11.0_1/60sec_ISO1250
DMC-GH4_P3580558_@30.0mm_F11.0_1/60sec_ISO1250DMC-GH4_P3580558_@30.0mm_F11.0_1/60sec_ISO1250pDMC-GH4_P3580558_@30.0mm_F11.0_1/60sec_ISO1250t

F16.0_1/60sec_ISO2500
DMC-GH4_P3580559_@30.0mm_F16.0_1/60sec_ISO2500DMC-GH4_P3580560_@30.0mm_F22.0_1/40sec_ISO3200DMC-GH4_P3580559_@30.0mm_F16.0_1/60sec_ISO2500t

F22.0_1/40sec_ISO3200
DMC-GH4_P3580560_@30.0mm_F22.0_1/40sec_ISO3200DMC-GH4_P3580560_@30.0mm_F22.0_1/40sec_ISO3200

 カメラ汚ぇなぁ・・・というのはなしね・・・・野良仕事にも使うんだからね。(‥;)

 流石に、F11以上に絞るとピント面の画質の劣化が気になります。等倍鑑賞には堪えないという感じです。ただ、F22まで絞ってもカメラ全体を均質にピント内に入れることは出来ないのです。この広角のレンズを持ってしてもこうです。望遠系のレンズなら尚更と言うことになります。素子の小さなフォーサーズレンズの最優秀カメラ、レンズを持ってしてもこの程度なのです。このレンズは画角標準でありながら、レンズ構成は広角だからここまでピントの奥行きを確保できるのです。これはフルサイズシステムでは望むべくもありません。絶望的です。使える範囲は、フォーサーズ系は開放からビシッと描写しますので、フルサイズの開放の緩さというモノがありません。使える幅は両者似たような範囲です。個人的にはF8を規定値として使い、F5.6、F11が上下限かと思います。

 通常、どの光学メーカーもマクロは50mmが下限です。このレンズは30mmですから広角に分類されるレンズになります。マイクロフォーサーズは画角に2倍の倍率がかかるので、50mm画角を作ろうとすると広角にならざるをえないのがつらいところなのです。なので、このように斜めから撮ると遠近法で描いたような誇張がつきます。この誇張感を識別できるようにならなければ、いつまで経っても広角レンズは使いこなせません。あなたはレンズに騙されたまま悩み続けることになるでしょう・・・悩みすら出来ない人もいますけどね。全体像とそして隅々までよく写真を比較観察しましょう。マクロの使命は、近接撮影と複写ですので、このパースの付き方が広角マクロがあまり作られない理由なのだと思います。この遠近感の誇張だけはどんなに無歪みの優秀なレンズを持ってきたとしても広角レンズである限りつきます。このあたりは、常識として常に意識しその描写特性をどう活かすのかを考えて作画しなければなりません。

 この撮影はAFなのでピント位置はあちこちに行ってます。シビアなマクロ撮影では、AFは不可だと思った方が正解です。手持ちで静止態を撮るだけでも息が詰まります。ハァハァ、ゼイゼイになります。そういう撮影は、撮影時ピント面拡大が出来るミラーレスカメラが圧倒的に有利でしょう。というより、ピント面拡大の出来ない一眼タイプでは運を天に任せるしかないでしょう。カメラの性能が上がりすぎた今となっては、AFの性能はその程度のモノです。見えるのなら人の目の方が確かです。

 待望のレンズだったのでテストもろくにしないうちにあれこれ長々と書いてしまいました。非常に優秀なレンズで、通常のテストをするまでもないという気がしますが、気が向いたら、そのうちやるかもしれません。

 ぼくの模型撮影には第一候補です。次点がオリンパス60mmマクロ。次がパナの45mmマクロになります。

 一応、言っときますと、お花のアップを狙うようなレンズではありません。そんなのはオリンパスの60mmに任せましょう。画角が狭いと感じる人がいるかもしれませんが、テーブルフォト専用だと思った方が良いと思います。テーブルはこれと17.5mmがあれば良いでしょう。

 まして、女の子のアップを撮ったりしたら張り倒されます・・・ぼくの女性の好みの年齢の高いからかもしれませんが・・・・・(^_^;)

2015/04/28

LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 発売さる!

待望のレンズが発売された。

フォーサーズ系では、フォーサーズの30mm、50mm、マイクロの45mm、60mmがマクロのラインナップだったわけでどれも素晴らしいものなのだが、フォーサーズの二本はマイクロでは、AFが使い難く、マイクロ系はどちらも愛用しているし素晴らしいのだが望遠なので気軽に使うには少々難ありだった。望遠マクロは撮影の難易度が高いのだ。絵も主題を浮き上がらすには良いが、マイクロの得手とする手軽に画面全域を複写するには向かない。

そこに待ち望まれた標準系のマクロの登場だ。と言っても30mmなので広角のクセを持っていてくれれば、ぼくの用途の複写的なテーブルフォトにはもってこいなのだ。ぼくのためのレンズのようなものだ。

マクロは、等倍まで拡大でき一般的に近接撮影に使用されるが、ここでマイクロフォーサーズの本領が発揮される。フォーサーズ系は素子サイズがフルサイズの1/4なので、二倍の倍率がここでもかかるのだよ。等倍=2倍だ。

普通に標準系としても拡大率が大きい上にもっと寄ればフルサイズの望遠マクロみたいな絵が撮れるのだ。

それだけではない。マクロレンズの使命はそれだけではなく、正確な複写も要求される。究極の厳しい条件を満たさないと認めてもらえない宿命がある。

この点でもパナは良い仕事をした。MTFを見てくれ、完全に条件を満たしている。


パナの看板、25mmでこの程度だ。


パナのレンズの名を確たるものにした無敵の切れ味の20mmでもこの程度。


流石に、45mmは、古いが標準域でもあるので優秀だ。


全てが、MTFで測れるなどとは言わない。しかし、マクロの画面全域の正確な複写性能では何をおいても先に要求される項目であることは間違いない。


http://panasonic.jp/dc/lens/lumix_g_macro_30/

現状では、EM-1かGX7との組み合わせがベストだろうね。


このテストでは、画面全域が等質に描写され、絞り込むと周辺部の画質の方が解像が良いことを表している。レンズなんて良いのは真ん中だけで、これは普通のことではない。開放からF8まで、画面全域を苦もなく描写するということだ。
http://www.ephotozine.com/article/panasonic-lumix-g-macro-30mm-f-2-8-asph--review-27274

事前情報で読み取る限りは、唯一、防塵防滴でないということが、ネイチャー系の写真家には責められるかもしれない。ぼくもそう思う。画竜点睛を欠くとはこのことだ。惜しい。


というようなことで、絶対欲しいんだよ。(≧∇≦)

いつものように、フォトヨドバシの見事な作例を引いて終わります。ほとんど、カメラマンの腕でレンズとはあまり関係ないけどね。歳食ってくると情緒的な扇情に弱くなってくるんだよな、困ったことだ。

http://photo.yodobashi.com/gear/panasonic/lens/gmacro3028.html

2015/04/27

Airi ”Stay with me”


Airi ”Stay with me
Vo. Airi
Pf. Hiromi Takai
Bs. Hanadeka Kazu

at  pickuptop_logo

 

元歌はこれだそうです。グラミーウィナーだそうな・・・全然知りませんでした。


Sam Smith - Stay With Me

Airi "Hold On, I'm Comin'"

 ひろみちゃんがリハ終わって慌てて、聞きに来なさいってメッセ送ってくれた娘だ。で、聴きに行ったわけだけど・・・逸材だと思った。ライブは4~5回目だという。

 磨けばめっちゃ光るよこの娘は・・・


Airi "Hold On, I'm Comin'"
Vo. Airi
Pf. Hiromi Takai
at AuthenticBar i&i

2015/04/11

我が家の農業 201504010 までのまとめ

 我が家の農業、今日までのまとめです。


 ハーブの鉢あげをしました。

 用土は、最近、バークと牛糞堆肥の混合が多いです。

10346105_944654622232719_8001215895096424178_n



 立てていなかった畝に葉物を植えました。
 ひと畝二条とし、GW前後にトマトやキュウリを反対列に植えるつもりです。

984304_949478235083691_6495618441437036121_n

葉物の苗です。キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、カリフラワーを作りました。

10956400_945242542173927_4087186416368967984_n

定植しました。

10956400_946394405392074_2474165997859393896_n

 これはらい麦。





ボカシ肥料を仕込みました。主原料は油かすとヌカ。リン酸補充の骨粉です。

油かす5L、ヌカ10L、骨粉5L程度の比率です。

1517387_947549615276553_4204700982369402867_n

微生物のえさ用の砂糖も少々。

 えひめaiと同じ微生物を水に溶かしてじょうろで満遍なくかけます。水は必ず雨水か汲み置き水です。水道水では微生物が塩素に殺されます。

畑の土や微生物資材でも良いでしょう。

11071946_947549731943208_3115989300203316478_n

嫌気発酵させるのですり切りいっぱいまで詰め込みます。足らなければヌカでいっぱいまで、あとはビニール袋に入れます。



いろいろタネも仕込みました。

21306_948064798558368_8107462979125685397_n

11091514_948064965225018_8237195343530541730_n

 


洗い場用のシンクも作成しました。ブルーベリー用の自動散水器も設置しました。

11060904_948555571842624_5342006486686921432_n11079609_948555648509283_8653875020405897596_n


作物もボチボチ活動を始めました。

ジャガイモ

11091354_950819601616221_1455579790126418512_n

去年植えたホウレンソウ。

ライ麦は刈りました。キュウリの苗も早々にムシにやられています。

10404885_953574308007417_7414259861380733630_n

ソラマメの花、2種。

エンドウの花