これは、統合とはいうけれどフォーサーズ規格の実質的な終結宣言だ。たくさんのユーザーががっかりされることだろうが、もう、終わったも同然の状態だったので皆諦めていただろう。
パナが43機を出さなくなって久しい。オリも高級機のE5以来出していない。規格としては普通一眼のサイズで、半分の大きさのセンサーに対し普通サイズのレンズを使うわけだから、光学系には二倍の物量を投じデジタルに特化した最高の画質を目指すものだった。明確着実に成果をあげたので、自分の目で評価できる目の肥えたユーザーには強い支持を得ていた。
その後、ミラーを取り除き、光学ファインダーを廃止し、半分の大きさのセンササイズを活かした小型軽量のマイクロフォーサーズ規格の製品が登場し、好評を得た。これは小型軽量を優先したためレンズも普通一眼より小さなものになった。まぁ、センサにみあったサイズになったわけだ。面白いということがあるわけではない。
そして、今回、フォーサーズのレンズ資産をマイクロフォーサーズに相続できる仕組みを作り上げたということだね。これで、メーカーとしての責任を十分に果たしたということになる。オンチップの像面位相差センサが出来てこその成果だけれどいいところに落とせたのではないかと思う。ソニーの透過ミラーというてもあったのだろうけど、口さがない頑固頭のユーザーにはしばかれたことだろう。まぁ、ソニーもやめちゃうみたいだし良かったのだろう。
ただ、センサ性能が良くなってきているだけに、完全に終わらせてしまうのは大変惜しいとおもう。このセンサをE5のボディに載せ替えるだけでいいものができるのだからね。零細な別会社にしてライカクラスの値付けをするカメラを作っても食っていける気がするけどなぁ・・・志が高い規格だけに非常に惜しいという気がする。
今回は、ボディだけを予約した。キットでの値引率も新製品同士だったのでそんなに高くなく手持ちの12-60、50-200、14-150を使いたいというレンズのための機械だからです。
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