2013/06/30

零式艦上戦闘機 機体資料書籍紹介

ちょっと時間が無いのでとりあえず写真だけ、そのうち加筆修正します。


これだけあれば零式の機体構造については問題在りません。

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日本海軍零式艦上戦闘機―名機〈ゼロ戦〉を徹底分析する (Graphic Action Series 世界の傑作機別冊) [ムック]

野原 茂 (著)  価格:¥ 2,200

大図解 零式艦上戦闘機―構造・変遷・塗装をイラストと写真で徹底解剖した保存版!! [単行本] 野原 茂

中古品の出品:5¥ 768より


出版社は模型雑誌系ですがほとんど実機の解説です。野原茂氏の研究は現在も進化し続けていますので目が離せません。

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モデルアートプロフィール Vol.12 零戦 2012年 06月号 [雑誌] [雑誌] ¥ 2,500

モデルアートプロフィール Vol.13 零戦2 2012年 11月号 [雑誌] [雑誌] ¥ 2,500


現存する機体の詳細な写真と解説です。

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零戦ウォッチング [単行本]

野原 茂 (著)  価格:¥ 1,890

零戦六二型のすべて [単行本]

野原 茂 (著)  価格: ¥ 1,890

惜しむらくは版が小さくてディティールが読み切れません。判型の大きなものが欲しい人は少し古いですが以下のものが良いと思います。

三菱零式艦上戦闘機 (エアロ・ディテール) [大型本]

野原茂 (著) 価格:¥ 2,940


零式の図面の青焼きから起こされた奇跡の図面集です。こういうものまで出版されるとは思いませんでした。

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零式艦上戦闘機図面集

海軍航空技術廠 (編集), 岸田 純之助, 内藤 一郎 価格:¥12,600

2013/06/27

αシステム 24mm,35mm,50mm,85mm スナップ撮影比較

今回の使用レンズは以下の通りです。
Minolta AF 24mm F2.8 発売時期: 1985年 2月
Minolta AF 35mm F1.4 G New 発売時期: 1998年 8月
Minolta AF 50mm F1.4 New 発売時期: 1998年12月
Sony 85mm F2.8 SAM  2010年 9月10日
 今回のセットですと、非常に軽く、最近、高性能化につれて重くなりつつあるミラーレス一眼を持って歩くのとそんなに変わりません。
 広角から望遠まで、各画角のレンズで人物スナップで背景がどのように変わるのか実際の画像で比較してみましょう。
 出来るだけ狛犬さんが同じ大きさで写るように撮ってみました。
 下の絵は背景の分かりやすいF22の縮小画です。
DSC0529424mmDSC0530335mmDSC0531550mmDSC0533285mm
各絵の違いは以下のようなところでしょう。(色目は天気がころころ変わったのでそれにオートが引っ張られているだけです。以下全て同じことが言えます。)
  • 背景の写っている範囲が違いますね。24mmの方が広い。これは誰でも分かる。
  • 狛犬さんと灯籠の距離感が違います。24mmの方が遠く感じられ、85mmの方は隣にあるようです。
  • あと、F値のそろう下のF2.8の絵を比較してもらうと、背景のボケ方が違います。今回は開放値が違うので差がわかりにくかったですね。
今回は、ほぼ水平に撮っていますので差はありませんが(実は少しある。なれたらそのあたりを見抜いて欲しい。)俯瞰、仰望して撮ると狛犬さんのプロポーションも変わります。
 また、近づいたり離れたりしても描写が変わります。興味のある人はやってみてください。
 あえて、どれが一番見た感じに近いかは言いません。普通に撮ってもこんなに違うのだと言うことを頭に入れておくことが、写真で上手く嘘をつく基本になります。
 ズームだけを使っていると、どうしても画角の違いにだけ注目してしまいがちで、なかなかこのような焦点距離ごとのレンズのクセまで気づかないままでいることが多いように思います。
 以下、実写テストサンプルです。



F0 開放値
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Minolta AF 24mm F2.8
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Minolta AF 35mm F1.4 G New
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Minolta AF 50mm F1.4 New
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Sony 85mm F2.8 SAM



F2.8
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Minolta AF 24mm F2.8
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Minolta AF 35mm F1.4 G New
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Minolta AF 50mm F1.4 New
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Sony 85mm F2.8 SAM



F5.6
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Minolta AF 24mm F2.8
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Minolta AF 35mm F1.4 G New
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Minolta AF 50mm F1.4 New
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Sony 85mm F2.8 SAM



F11
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Minolta AF 24mm F2.8
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Minolta AF 35mm F1.4 G New
DSC05313
Minolta AF 50mm F1.4 New
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Sony 85mm F2.8 SAM



F22
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Minolta AF 24mm F2.8
DSC05303
Minolta AF 35mm F1.4 G New
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Minolta AF 50mm F1.4 New
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Sony 85mm F2.8 SAM

 初登場のレンズがあります。
AF24-F2.8
AF 24mm F2.8 発売時期: 1985年 2月
レンズ構成 8群8枚
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り F22
最短撮影距離 0.25m
最大撮影倍率 0.16倍
フィルター径 55mm
フード 花形バヨネット式
大きさ・質量 φ65.5×44mm, 215g
とくに、とやかく言うことのあるレンズではありません。普通によく写る単焦点です。17-35G と比べてどうかと聞かれれば、「あっても良いけど、17-35で代用は充分可能だ」と答えるでしょう。
 

名称 85mm F2.8 SAM
対応撮像画面サイズ 35mmフルサイズ
レンズ構成 (群-枚) 4群5枚
画角 (35mm判) 29°
最小絞り (F値) 22
絞り羽根 (枚) 7
最短撮影距離 (m) 0.6m
最大撮影倍率 (倍) 0.2倍
フィルター径 (mm) 55
フードタイプ バヨネット式
外形寸法 最大径x長さ (mm) 70mmx52mm
質量 約 (g) 約175g
本来は、Planar T* 85mm F1.4 ZA  を持ってくるべきなのかもしれませんが、今回、85mmはソニーのはじめてレンズシリーズのものを使いました。はじめてレンズシリーズの中で何故かこのレンズだけがフルサイズ対応となっています。離れるとボケませんが解像感はたいしたものです。希望小売価格 31,500円のものとは信じられません。確かに作りはプラスチックでオモチャみたいですが、写りは抜群です。ちょい長のスナップレンズを捜している人にはもってこいのレンズだと思います。ポートレイトも充分にこなす実力を持ちます。今回のセットが異常に軽くなったのはこいつのおかげです。
Planar T* 85mm F1.4 ZA
よりは、いろんな意味で使いやすいと思います。格好つけたいのならツアイスでしょうけどね。

α システム 50mmレンズ スナップ比較

 50mm 標準域のスナップテストです、35mm と 同じ日に同じ条件でとりました。

 ぼくの個人的な意見では各焦点域の使命に関して、
  • 広角レンズは、人間の肉眼の能力を超えてどれだけ広く正確に情報収集し記録できるかと言うこと
  • 標準 50mm 以上は、主題をどれだけ正確または美しく映しだすかということ
が使命だと思っています。ぼくは、レンズ性能をこのような観点から性能を見なければならないと思っています。その境目が35mmと50mmの境目だだと考えています。
 レンズは見たままを記録しません。広角、望遠とも見たままを切り出せないのです。だから、現実感を伴わせながらどれだけ上手く嘘をつくかというのが撮影者の腕前だと思ってます。
 人間の視角は、おそらく20mmの画角程度あるのかもしれませんが、周辺は見えているだけで注視できませんよね。ぼくの印象では意識できるのは50mmの画角まで、集中できるのは100mmの画角までと思っています。なのでぼくの印象では広角は28mmまで、意思の出来る常用域は35mm~85mmくらいと考えています。
 その幅のある常用域の中でも35mm には、広角的な画面全域に対する優秀な描写を要求したいですし、50mm以上には望遠的な主題の表現力とそれ以外の分離能力を要求したいと言う思いが強いです。35mm、50mmはその境目ですのでどうしても双方の要求の重なる部分が多く出来れば万能選手でいて欲しいというのが本音ではありますね。
 ぼくがαシステムを使い続けるのは、主として常用域から望遠域にかけての主題の表現力に優れているからです。
 ぼくは、画面全域にわたって解像するならフォーサーズシステムの方を推します。レンズ性能が違います。コンパクトなフォーサーズシステムの方が理に適っており、実際性能もその通りの結果だと思っています。ただ、フルサイズの得意とする主題に焦点を合わせたある種芸術的な画像を撮るのは苦手です。これについてはまたの機会にご覧に入れようと思います。
 フルサイズで主題を大切にするという撮りたい画像を手に入れるためには、単純に解像するだけでは足りません。おそらく、足すことではなく、引くことの味つけが肝心だと思っています。
 ミノルタレンズの特徴は、
  • 合焦面はしっかり解像する。(合焦するのは面です。これはまたの機会に詳しく書きましょう。)
  • 解像が繊細で上品である。
  • 主題以外を嫌味なく溶かし消し去る味付けに長けている。
  • そして、コントラストは低めだけれど、階調はしっかり記録している。
こんなところでしょうか。これは画角標準以上のレンズで大変生きてきます。
 残念ながら、ソニーに移行したアルファシステムは徐々にミノルタ色を薄めコントラストの強いツアイスの色に染めつつあります。最近の化粧の濃い娘や外人の女の子を撮るのであればそれでも良いかもしれません。ただ、日本人女性の日本的な美しさを表現するためにはミノルタレンズでなければならないと思っています。自然を撮るにもまた同じような理由でミノルタのレンズが好きです。
 ただ、ツアイスばりのコントラストの高さで虚仮威すというのも手かもしれません。これは人目を引くと思います。αシステムではこの両極を使い分けることが出来るのです。
 まぁ、ぼくがミノルタのレンズに固執するのはそんなところが原因です。ぼくがシグマのレンズも間に入れているのはボケ味以外はミノルタと共通する味を感じるからです。
 Nikon も、D7000 を試しに入手半年くらいは使ってみました。そんなことをした原因はどうもα77の絵がおかしかったのです。ピントを疑い調整に出したのですが、それでもおかしい。なので2400万画素にミノルタソニー系のレンズが追従できていないのではないかと思ったわけです。おかしい感じは、ソニーでもニコンでも同じでした。ニコンのAPS-Cの代表的なレンズを使ってみましたが、レンズの多様性には惹かれましたが絵的にはミノルタの方が好みかなぁという感じでした。結局、おかしいと思ったのは近景のブツ撮りのシビアな時だけで、その原因は主としてAFの精度の問題だという結論になりました。これだけの解像度になるとAFの精度が一番の問題です。ブツ撮りでは必ずモニターを使い拡大してMFでピントを追い込む必要があります。AFでは無理があります。と言うようなわけで、正確さを要求されるブツ撮りに関してははっきり言って一眼タイプは諦めマイクロフォーサーズに移行してしまいました。商品撮影とかならこういうわけにもいかないでしょうけどぼくのブツ撮りではその方が余程使いやすかったわけです。
ぼくの言うブツ撮りはこんなのです。


Modeler’s Expo.2012 – 豊田亘氏作品

会場が暗すぎてかなり開いて感度を上げているので平面的になってしまいましたが記録性を優先しています。
 そんなことで、ニコン一式は、全て手放したわけですが、これはひとえに光学ファインダーでは像が小さすぎてピントが合わせられなくてMFフォーカスのサポートに優れる α システムの方が余程ピントの歩留まりが高いと判断したが故でした。
 キヤノンも少し試しましたが、すぐに、手放しました。
 この常用域は動けば画角は確保できる領域ですのでズームに頼らず単焦点レンズの優秀な描写を楽しみたいものです。
 前置きが異常に長くなりました。悪いクセです。
 今回ご出演いただくのはこのレンズたちです。各レンズの詳細は最後に書きます。シグマの50mmだけが異常にでかいですね。
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 シグマの前玉の大きさが目立つね。
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 後ろ玉の大きさは、Minolta AF 50mm F1.4 New が目立つ。それぞれ意味はあるんだ。



各レンズ開放。全てISO100。
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Minolta AF 50mm F1.4 New 

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Minolta AF 50mm F1.7 New

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Sony 50mm F2.8 Macro

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Sigma 50mm F1.4 EX DG HSM


F2.8 全てISO100
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Minolta AF 50mm F1.4 New

DSC05180DSC05214
Minolta AF 50mm F1.7 New
 
DSC05187DSC05221
Sony 50mm F2.8 Macro

DSC05197DSC05231
Sigma 50mm F1.4 EX DG HSM


F4.0 一部ISO125
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Minolta AF 50mm F1.4 New
DSC05181DSC05215
Minolta AF 50mm F1.7 New
DSC05188DSC05222
Sony 50mm F2.8 Macro
DSC05198DSC05232
Sigma 50mm F1.4 EX DG HSM



F16 Sigma 最大絞り値の限界による。 ISO800~2000
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Minolta AF 50mm F1.4 New
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Minolta AF 50mm F1.7 New
DSC05192DSC05226
Sony 50mm F2.8 Macro
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Sigma 50mm F1.4 EX DG HSM


Minolta AF 50mm F1.4 New
レンズ構成 6群7枚
絞り羽根枚数 7枚 (円形絞り)
最小絞り F22
最短撮影距離 0.45m
最大撮影倍率 0.15倍
フィルター径 55mm
フード 丸形バヨネット式
大きさ・質量 φ65.5×43mm, 235g
発売時期 1998年12月
コントラストはやや高めだけれど、柔らかく繊細で上品な絵だと思います。ぼくの場合、このレンズはほとんど開放からF2までしか使いません。その範囲の描写は素晴らしいと思います。良い感じなのではないでしょうか。ただ Sony 50mm F2.8 Macro  が万能で非常に優秀なので、F1.4 が必要と言うことがない限り出番は少ないです。このレンズはソニーにも移行されていますので、普通こだわりが無い限りはソニー製で良いのかもしれません。このレンズは中古でも玉は出回っていますので入手に困難はないでしょう。値段優先なら中古のもので良いでしょう。 

 Minolta AF 50mm F1.7 New
レンズ構成 5群6枚
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り F22
最短撮影距離 0.45m
最大撮影倍率 0.15倍
フィルター径 49mm
フード 内蔵式
大きさ・質量 φ65.5×39mm, 170g
発売時期: 1990年6月
  Minolta AF 50mm F1.4 New と二本持つ意味があるのかと問われたら無いと答えるでしょう。Minolta AF 50mm F1.4 New より線は少し堅めの描写になりますね。コントラストは低めでしょうか、ぼくのレンズ固有の問題かもしれませんが、ピント環の操作感がスムーズではないです。いらつく程度に不快と言って良いでしょう。値段優先ならMinolta AF 50mm F1.4 New よりは安いのでそれはそれで止めません。AF 35mm F2 とAF 35mm F1.4G では描写にかなりの差がありますし価格も違いますので両方の存在意義は感じますが、Minolta AF 50mm F1.4 NewMinolta AF 50mm F1.7 New では、それぞど意味を感じません。
 Sony 50mm F2.8 Macro
レンズ構成 (群-枚) 6群7枚
画角 (35mm判) 47°
最小絞り (F値) 32
絞り羽根 (枚) 7枚(円形絞り)
最短撮影距離 (m) 0.2m
最大撮影倍率 (倍) 1.0倍
フィルター径 (mm) 55mm
外形寸法 最大径x長さ (mm) 71.5mm×60mm
質量 約 (g) 約295g
ぼくの場合、こちらがマクロと言うより50mmのメインになります。F2.8 始まりで問題なければ、これ一本で充分だと思います。何より解像感に優れます。切れ味が良いです。解像感が良いとボケ味に問題のあることが多いですがボケ味も良い感じでしょう。なかなかこうはいきません。シグマの50mmマクロも解像に関しては非常に優秀ですがボケ味まで含めた作品性を要求することは出来ません。


Sigma 50mm F1.4 EX DG HSM
レンズ構成 6群8枚
画角 46.8°
絞り羽根枚数 9枚
最小絞り F16
最短撮影距離 45cm
最大倍率 1:7.4
フィルター径 Ø77mm
最大径 × 全長 Ø84.5mm×68.2mm
重量 505g
これは大変使い甲斐があるというか、使うのが難しいレンズです。解放時のピントの薄さは尋常ではありません。コントラストは一番低めですかね。上品な味付けだと思います。Minolta AF 50mm F1.4 New  も同じ明るさですが、アップ時は、もっともっと厳しく感じます。ただ決まれば素晴らしい描写をします。要するにこちらの力量に寄ります。あんまり使わないのにずっと手元にありますが、その当たったときの描写の魅力故でしょう。決して打率の高いレンズではありませんが、ある意味勝負レンズとしては、素晴らしいものがあると思います。難しいのは開放に近いときだけで充分に絞れば難しいところは何もありません。口径食に関しては前玉のデカいこいつが一番有利かと思っていましたが、木漏れ日部分を見ても、それほど良いと言うほどでもないようですね。このレンズの問題は、50mmとしては異常に大きく重いことと、35mmと同じく最大絞り値がF16までと言うことでしょう。これは結構使う人によっては致命的ではあります。
 ソニーからは新しくツアイスの50mmが発売されると予告されていますが、

Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM
レンズマウント ソニー Aマウント
焦点距離(mm) 50mm
レンズ構成 (群-枚) 5群8枚
開放絞り (F値) 1.4
最小絞り (F値) 22
絞り羽根 (枚) 9 円形絞り
最短撮影距離 (m) 0.45
最大撮影倍率 (倍) 0.14
フィルター径 (mm) 72
フードタイプ 丸形バヨネット式
外形寸法 最大径x長さ (mm) 81 x 71.5
質量 約 (g) 518
こいつも、シグマ同様、フィルタ径70mm超、重量500g超の大物です。Minolta AF 50mm F1.4 New  や Minolta AF 50mm F1.7 New の2倍の大きさ重さと言って良いでしょう。・・・時代は、何が何でも明るく明るくと動いています。これはメーカー主導でそういう流れを作ったわけですが、今は逆にはまり込んでしまったという感じで、ミラーレズに足下すくわれているという感じですね。ぼくはこんなデカくて重いものは迷惑です。
 余程のことが無い限り、購入には至らないと思います。標準域に描写に関しては、Minolta AF 50mm F1.4 New  と、Sony 50mm F2.8 Macro の使い分けで充分だと感じています。いったん予約したんですけどね。発売延期を機にキャンセルしました。

 この記事の続きがあるかどうかは分かりません。
 後、取り上げたいレンズは、ミノルタ24mm、28mm、ソニー24mmZA、Sigma 70mmマクロ、ソニー85mmF2.8、85mm F1.8 ZA、100mmマクロ、ミノルタ STF 135mm F2.8 [T4.5]、シグマ 50-150mm F2.8、タムロン70-300、AF APO TELE ZOOM 100-300mm F4.5-5.6 と言うところですが、今回のように比較に並べるだけのものがありませんし、並べるだけでも意味があるというわけにもいきませんので少々考えてみます。

 あと、ミノルタのレンズはDTと言うズームのシリーズの3本以外は、全てフルサイズのものです。AF DT ZOOM 11-18mm F4.5-5.6 (D)
AF DT ZOOM 18-70mm F3.5-5.6 (D)
AF DT ZOOM 18-200mm F3.5-6.3 (D)
デジタルAPS-C専用のものはこの3本だけです。それが偉いということじゃなくて、・・・フイルムの頃はみんなフルサイズだったのですよ・・・しかなかった。そういう意味ではα99の利用者にとってはほとんどのそのままの画角で使えると言うことです。選択の幅がうんと広がりますね。




 ここまで10本くらいの記事を書いてきて、Blogger はなかなか快適だと思い出している。じつは無料ブログに関してはあちこちに一応登録はしてるんだけど、ほとんど整理して空の状態で放置している。どれもこれも少しずつ不満点はあったけど長所もあるという感じでこれは良いと言いきれるものはなかった。この Blogger もサービス開始時から籍だけは置いていたが何も書いていなかったという状態だった。サービス内容もだいぶ変わってるよねぇ・・・よく覚えてないけれど・・・。良いシステムになったんじゃないかと思う。
 Blogger と言うブログシステムは写真を掲示するブログとしては素晴らしいと思う。ここのリンク先の画像くらいの大きさくらいまでなら無制限に無料だと言うことだ。無料ブログでは画像サイズが小さかったり総量規制があったりするので、これは結構有利だね。
 Picasa経由ならオリジナルサイズでも投稿可能だけど、このくらいの大きさで普通は充分だね。但し、容量だとか有料だとかの制限は発生するそうだ。Windows使いにとっては、WindowsLiveWriterも使えるし、余程、スクリプトまで動かすという必要がなければ自前でWordPress など立ち上げる必要はないと思う。テンプレートやCSSの操作は時間を見て調べてみます。