Minolta AF 24mm F2.8 発売時期: 1985年 2月
Minolta AF 35mm F1.4 G New 発売時期: 1998年 8月
Minolta AF 50mm F1.4 New 発売時期: 1998年12月
Sony 85mm F2.8 SAM 2010年 9月10日
今回のセットですと、非常に軽く、最近、高性能化につれて重くなりつつあるミラーレス一眼を持って歩くのとそんなに変わりません。
広角から望遠まで、各画角のレンズで人物スナップで背景がどのように変わるのか実際の画像で比較してみましょう。
出来るだけ狛犬さんが同じ大きさで写るように撮ってみました。
下の絵は背景の分かりやすいF22の縮小画です。
24mm35mm50mm85mm
各絵の違いは以下のようなところでしょう。(色目は天気がころころ変わったのでそれにオートが引っ張られているだけです。以下全て同じことが言えます。)
- 背景の写っている範囲が違いますね。24mmの方が広い。これは誰でも分かる。
- 狛犬さんと灯籠の距離感が違います。24mmの方が遠く感じられ、85mmの方は隣にあるようです。
- あと、F値のそろう下のF2.8の絵を比較してもらうと、背景のボケ方が違います。今回は開放値が違うので差がわかりにくかったですね。
また、近づいたり離れたりしても描写が変わります。興味のある人はやってみてください。
あえて、どれが一番見た感じに近いかは言いません。普通に撮ってもこんなに違うのだと言うことを頭に入れておくことが、写真で上手く嘘をつく基本になります。
ズームだけを使っていると、どうしても画角の違いにだけ注目してしまいがちで、なかなかこのような焦点距離ごとのレンズのクセまで気づかないままでいることが多いように思います。
以下、実写テストサンプルです。
F0 開放値
Minolta AF 24mm F2.8
Minolta AF 35mm F1.4 G New
Minolta AF 50mm F1.4 New
Sony 85mm F2.8 SAM
F2.8
Minolta AF 24mm F2.8
Minolta AF 35mm F1.4 G New
Minolta AF 50mm F1.4 New
Sony 85mm F2.8 SAM
F5.6
Minolta AF 24mm F2.8
Minolta AF 35mm F1.4 G New
Minolta AF 50mm F1.4 New
Sony 85mm F2.8 SAM
F11
Minolta AF 24mm F2.8
Minolta AF 35mm F1.4 G New
Minolta AF 50mm F1.4 New
Sony 85mm F2.8 SAM
F22
Minolta AF 24mm F2.8
Minolta AF 35mm F1.4 G New
Minolta AF 50mm F1.4 New
Sony 85mm F2.8 SAM
初登場のレンズがあります。
とくに、とやかく言うことのあるレンズではありません。普通によく写る単焦点です。17-35G と比べてどうかと聞かれれば、「あっても良いけど、17-35で代用は充分可能だ」と答えるでしょう。
AF 24mm F2.8 発売時期: 1985年 2月
レンズ構成 8群8枚
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り F22
最短撮影距離 0.25m
最大撮影倍率 0.16倍
フィルター径 55mm
フード 花形バヨネット式
大きさ・質量 φ65.5×44mm, 215g
本来は、Planar T* 85mm F1.4 ZA を持ってくるべきなのかもしれませんが、今回、85mmはソニーのはじめてレンズシリーズのものを使いました。はじめてレンズシリーズの中で何故かこのレンズだけがフルサイズ対応となっています。離れるとボケませんが解像感はたいしたものです。希望小売価格 31,500円のものとは信じられません。確かに作りはプラスチックでオモチャみたいですが、写りは抜群です。ちょい長のスナップレンズを捜している人にはもってこいのレンズだと思います。ポートレイトも充分にこなす実力を持ちます。今回のセットが異常に軽くなったのはこいつのおかげです。
名称 85mm F2.8 SAM
対応撮像画面サイズ 35mmフルサイズ
レンズ構成 (群-枚) 4群5枚
画角 (35mm判) 29°
最小絞り (F値) 22
絞り羽根 (枚) 7
最短撮影距離 (m) 0.6m
最大撮影倍率 (倍) 0.2倍
フィルター径 (mm) 55
フードタイプ バヨネット式
外形寸法 最大径x長さ (mm) 70mmx52mm
質量 約 (g) 約175g
Planar T* 85mm F1.4 ZA
よりは、いろんな意味で使いやすいと思います。格好つけたいのならツアイスでしょうけどね。
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