ひたすら溝を掘ってました。掘って石を抜く作業。
ひたすら掘る。
なぜかというとこの季節だから・・・
そう落ち葉。これを大量にもらってくる。
軽ワゴン一台分でこのくらい。
で半分掘った溝に投入。
このくらい盛り上げる。そして踏み込む。
するとこんな感じになる。
残りの半分を掘り出した土を落ち葉の上にかぶせる。このとき、粘土質の土を多めに盛りよく踏み固め水が浸透しにくいようにして、落ち葉は乾燥したものを使うのが肝だ。水分が大量に入ったり濡れていると急激に発酵・腐敗して発熱しガスが出る。なので、雨の少ない乾燥気味の冬場のほうが、好都合ではある。
そんなことを繰り返すとこうなる。
これは、ぼくの書籍上の師匠の一人、木嶋先生の紹介された土壌改良方法だ。
- 単行本: 191ページ
- 出版社: 家の光協会 (2010/01)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4259562746
- ISBN-13: 978-4259562748
- 発売日: 2010/01
「伝承農法を活かすマンガでわかる家庭菜園の裏ワザ」 - 木嶋 利男
今月号の「やさい畑」にも詳しい解説記事があった。落ち葉より底に萱なければ籾殻を敷くというのが目新しい点だった。
- 出版社: 家の光協会; 隔月刊版 (2016/9/3)
- 言語: 日本語
- ASIN: B01IW56WQ0
- 発売日: 2016/9/3
◎好評連載:木嶋博士の驚き育てワザ
年々育ちがよくなる「落ち葉床」
水はけを改善し、地力が高まり収量もアップする!
「やさい畑2016年10月号」
そして、足らなくなったのでまたもらってくる。
同じことを繰り返す。
そんなことをして今の畑の通路の下は落ち葉が敷き詰められているのだ。今年はそれを少しずらす。ショベルひと刃分やく20~30cmずらす。そして再度同じ作業を繰り返す・・・畝幅が60cmほどあるので3年繰り返せば全面大きな石はなくなり、底に落ち葉が敷き詰められたということになる。
だから、今朝、通路をひとつ潰して、畝を鍬の刃分だけ右にずらしたのだ。そうするとショベルの刃が同じくらいなので、こなれた落ち葉床面が畝の下にきて落ち葉の埋まっていない面が露出するという寸法だ。それを今年と来年も繰り返せばおしまいということになる。
うちの畑の大きな土壌改良計画はそこまで。今で3年目なのであと2年。野菜を作りながら土つくりに5年かける計画だということです。といいつつも、今忙しいということもあり、すでにずらすべき畝に作付けされているというのもあるので、落ち葉だけもらってきて時期をずらして年明けにでも実施するということになるかもしれない。この作業を日の短くなった秋の朝の短時間でやらなければならないということが結構つらいのだ。落ち葉の季節は来月後半からだ。
それにしても、有機物を取り除いてしまったのと数十年空気に触れなかった基礎の粘土層によって土を掘るのにツルハシが必要だった3年前を思い返すと、ショベルの刃が踏めば素直に入る土になった今の土いじりはなんだか嘘のように快適だ。
三年前はこんな感じだった。
始めは2月頃周りの庭木の根を抜いていた。せっかちだったんだね。今なら放置すると思う。
いったんは根を抜いてきれいにしたのだけれど、夏の間忙しくて放置していると、かえって草ボウボウになってしまった。
こりゃいかんということで、こうして立派に草が育ってるのを、根こそぎめくりあげて根も処分し
粘土を露出させて、
これは畝を立てたのかなぁ・・・覚えてないけど・・・たぶん違う。石ころがだらけなのでとりあえず少し掘りあげているだけだと思う。炎天下でこんなことやって土をいじめ倒したんだね。そのしっぺ返しが一年間続く。乾湿と風雨にさらされ粘土が石の間に踏みしめられてツルハシも通らないガチガチの土壌になったんだ。雨水も染み込まなかったしね。
これらのいきさつはFBに毎日つけていたのですが、あそこは検索機能があまりないので、こちらに移行してきたというわけです。ブログなら検索機能が充実しているので日誌をつけても大丈夫。
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