最近は、メインのブツ撮りも会社のブログ用の季節の写真も全く撮らないようになったので、使うレンズや機材が変わってしまった。
以前は、もっぱら、マイクロフォーサーズのGH4をメインとして使っていたのだが、今は、女性が被写体のことが多いのでフルサイズのα7sを持ち出すことが専らだ。
フルサイズは中央と周辺部の描写の差がありすぎて、パンフォーカスにしたいブツ撮りや風景の写真は撮りにくかったんだ。ぼくは、ブツ撮りやスナップは絞りきったような厳しい描写が好きなんだ。だから、専らマイクロフォーサーズを使っていた。ただ、マイクロフォーサーズにも難点がある。受光素子が小さいので暗いところが苦手だ。これは致し方ないとはいえ、他の手段に訴えるしかない。
そこで使っているのがα7sということになるのだが、これもまた、普通のひとが選ぶカメラではない。あいほんと同じ解像度しかないので、普通絵の精細さ大きさにがっかりするだろう。たど、マイクロフォーサーズと比べると素子のサイズで4倍、解像度で半分しかない。1受光素子単位あたり8倍?の面積で光を受け止めることができるので暗いところもへっちゃらなのだ。こいつが暗いところで演じられるライブの撮影にももってこいなんだ。おまけに、電子シャッターも搭載されているので無音撮影ができる。これもライブでの撮影では代えがたいものだ。これは一眼では不可能なことなんだ。一眼を電子シャッターにしてもミラーの上げ下げは必要になるから消せないのだよ。
α7sも新型のii型が出たので、旧型になってしまったんだけど、値付けがあんまりなので買い替えはしていない。新旧の価格差が約2倍なんだよ。これはあんまりだ。
新型の魅力はボディ内の手振れ補正が効くことくらいだ。4K撮影はしないというよりか、あとのレンダリングに時間がかかりすぎるのと再生環境がほとんどPCなので今後とも4Kを使うことはないと考えている。
というようなわけで、旧式の7sが大活躍というわけだ。
バックは、この小さめのバッグに全部詰め込んでしまう。
基本的にBatis1.8/85を使うことが多い。もちろん、小さなライブハウスでは短すぎるので、デジタルズームで160mm相当までトリミングすることもしばしばだ。
そんなことなら、70-200/4を使えばという声も聞こえそうだが、要はF1.8の160mmなんだよ。これは多少の画像劣化があっても絵として魅力的だ。
このレンズは85mmのように描写優先のレンズに珍しく手振れ補正が搭載されている。こいつはとっても使い勝手が良い。動画でも機能します。おまけに少しでかいが軽いんだよ。ぼくは、αシステムの85mmの決定版だと思っている。
スポーツ撮影や飛びもの走りものを撮らないぼくにとっては、αはほぼ弱点はないのだが、唯一と言っていい弱点は電池が持たないことだ。なのでグリップは必須なんだ。普通の45分ステージ二本なら動画撮影で確実に二本は必要になる。
ピンの引きでは、専ら50mmを使う。このレンズの描写も取り回しも素晴らしい。
これは正直まだあまり使ってないのでなんとも言えないけど、評判は85mmより良いようだ。ぼくは、25mmはLoxiaで欲しかったというのが本音だ。ここまででかいとね。普段使いの画角には使いにくい。
上記にF4通しをサブで持ってくか、行かないかというのが今のスタイルだ。
もちろん、ミノルタからのα使いの意地で24-70/2.8GMも入手している。でもね、使わないなぁ・・・確かにこれ一本で2.8を5本分というのは魅力ではある。
解像感も素晴らしい。F4通しがかわいそうになるくらいだ。でもね、重くてねえ・・・長玉なのでフロントヘビーになる。7との組み合わせでは三脚座が欲しいくらいだ。なので、持ち出すことはない。
これはムリがあるやろ?
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