でもこれでは、あんまりだよね。先日、R&Bに関して書きかけたけど、やっぱこっちからやるべきだと思った。歴史
19世紀後半頃に米国深南部で黒人霊歌、フィールドハラー(労働歌)などから発展したものと言われている。
1903年、ミシシッピ州のデルタ地帯を旅行中だったW.C.ハンディ(英語版)が同州タトワイラーで、ブルースの生演奏に遭遇。この後、彼によってブルースは広く知らしめられることになった。この年を「ブルースの生誕の年」とする見方もあり、2003年はブルース生誕100年を記念してアメリカ合衆国議会により、「ブルースの年」と宣言された。
1920年、メイミー・スミスがオーケー・レーベルに初レコーディング。これがブルースのレコーディングとしては初と言われている。彼女の
"Crazy Blues"は、初年度75,000枚を売り上げるヒットを記録した。
戦前のアメリカにおいて、ブルースは米国深南部からセントルイス、シカゴ、ニューヨークなどへ北上し、各地でスタイルを変えながら発展した。元々ギターの弾き語り中心であったが、都市部に展開するにつれ、ピアノとギターのデュオ形式、バンド形式など、より都会的な洗練された形式へと変わって行った。都市部で展開されたブルースのスタイルをシティ・ブルースという。代表的なミュージシャンは、
リロイ・カーなど。しかし都会にあこがれる反面、故郷への想いが強く詩に影響を与えている歌が多い。
シカゴでは、1950年頃からエレクトリックのバンドによるブルースが登場した。デルタ・ブルースを基調とした泥臭いサウンドで、戦前のシティ・ブルースとは一線を画すものであった。このサウンドはシカゴ・ブルースと呼ばれるようになった。その代表格となるのが、
マディ・ウォーターズである。ロックンロールの巨匠、
チャック・ベリーもこの頃のブルースに大きく影響を受け、後のロックバンドにも受け継がれているといえる。
1960年代初めになると、イギリスでアメリカから多くのブルースのレコードが輸入され、同国でブルースのブームが起きた。その流れの中で、ローリング・ストーンズ、フリートウッド・マック、クリーム、アニマルズなど、ブルースに影響を受けたバンドが多く登場するようになった。
ここでは、デルタブルース、シティブルース、シカゴ・ブルースと言う分類に分けているが、こんなのはまぁ適当で良いと思う。
現在、15本くらいはためてあるので毎日ひとりづつ更新予定です。
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