2015/07/17

デジタルカメラ DMC‐GX8 8月20日発売決定。

 LUMIX GX7が8に更新される。

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 兎に角この機体は恐るべきもので、高級機の機能をほとんど備えながら小型軽量でレンジファインダータイプのカメラに近い取り回しの良さを持っている。ぼくは現行のGX7を日常的に使ってるけれど、買い換えるだろうと思う。


 外観から見ると(上が新型GX8)グリップが幅を狭め、少しせり出しいわゆる軍艦部の厚みが増している。イメージサークル比で上下に厚みを増しているのが見て取れる。

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 グリップ部は厚みが若干まして指のかかりがいいようにエッジを立てたものに変えられた。シャッターボタンもグリップ部に異動されこれも使用する上では多いに歓迎したい改変だと思う。内蔵フラッシュは省略されたが、ソも分露出補正ダイアル、ファンクションボタンが増設された。この部分は賛否があるだろう。ぼくは内蔵フラッシュは全く使わないので歓迎したい。前ダイアルだけが外辺にかかるような位置なので勝手に回ってしまいそうだけど、電子ダイアルだから実害はないだろう。

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 背面は一見大幅な変更はないように見えるが、個人的には困ったなぁと感じている。AF/AE LOCK ボタンの位置変更なんだ。ぼくは、古い人間なので、基本的にシャッターとピント合わせは別に操作すべきだと思ってるんだ。シャッターボタンにAF機能とシャッターを切る機能を混在させるのには反対でAF/AE LOCK ボタンにAF機能を割り振っているんだよ。そいつが変わってるのでちょっと使いにくいかもと思っている。

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外観を見た感じでは気になるのはそんなと頃くらいだね。

あとの機能を見てみよう。


【特長】

●新開発 高精細20M Live MOSセンサー

20M Live MOSセンサーを搭載し、さらなる高画質を実現。有効画素数を2,030万まで向上したことにより、解像力がアップ。低感度撮影時ではより立体感のある画を撮ることができます。またS/N比の改善により、高ISO感度による撮影では低ノイズで高精細な写真撮影が可能になりました。

 この点に関しては、2000万画素になったことについては、あまり関心はない。パナやオリのレンズなら余裕でこなすはずだ。

●世界初(※1) レンズ(2軸O.I.S.)とボディ(4軸B.I.S.)の6コントロールによる手ブレ補正機能「Dual I.S.」が小さなブレも大きなブレも強力に補正

レンズ内手ブレ補正2軸とボディ内手ブレ補正4軸の組み合わせによる新たな手ブレ補正技術「Dual I.S.」を世界で初めて(※1)実用化。上下左右の角度ブレ(Yaw、Pitch)と上下左右の並進ブレ(x、y)の大きなブレを広く補正するボディ内手ブレ補正と、上下左右の角度ブレの細かなブレを補正するレンズ内手ブレ補正を連動させることで、さまざまな手ブレを強力に補正します。手持ち撮影の際や、手ブレの発生しやすい暗い場所や望遠時でも、ブレの少ないきれいな写真が撮れます。

*Dual I.S.に非対応のレンズの場合、手ブレ補正機能に対応したレンズならレンズ内手ブレ補正のみ、手ブレ補正機能に非対応のレンズはボディ内手ブレ補正のみが働きます

 GX7で始めてボディ内手ブレ補正が搭載されたけれど、効きはいまいちだった。ナイよりましという程度。今回のバージョンアップには期待したい。オリンパスにどれだけ迫れるのか、通常で行くとパナのレンズならレンズに補正機能がついているので心配ないのだけれど、オリンパスのレンズは手ブレ補正が効かなかったのでパナの機体でオリンパスのレンズが使いにくくオリンパスに1歩引けを取っていた部分だからね。

●チルト可動式の倍率約0.77倍OLEDファインダー

ファインダーには、0.5型に大型化したファインダー倍率約0.77倍(35mm判換算)の約236万ドット有機EL(OLED)を採用。応答速度が速いので動きの速い被写体もしっかりとらえ、コントラストが高いのでハイライトからシャドーまではっきりと確認できます。ファインダー倍率は、約0.77倍と約0.7倍を切り換え可能。画角を確認するときには約0.7倍にするなど、用途に応じて表示できます。また、上に向かって90度可動するチルト機構を採用。ローアングルでも無理のない姿勢で撮影に集中できるうえ、角度を少し変えれば普段とは違う構図の撮影が楽しめます。

 これも0.7倍から0.77倍とGH4よりも充実した内容となっている。

●思いどおりのアングルで撮れるタッチパネル搭載OLEDフリーアングルモニター

モニターには、約104万ドット静電容量方式タッチ有機EL(OLED)を採用。左右に約180度、上下に約250度回転するフリーアングルモニターで、自由度の高いフレーミングを実現しました。

 この機能も喜ぶ人は多いだろうけど、ぼくは液晶面を内側に出来るという点は収納時の気の使い方が違うことを歓迎する。

2.秒間30コマ連写で決定的瞬間をとらえる「4K フォト」に3つのモードを搭載撮影シーンに合わせ より使いやすく便利に

連続した秒間30コマ連写で撮影し、撮影後にお好みのコマを選び出す撮影スタイル「4K PHOTO」で撮影できる「4K フォト」モードを搭載。写真撮影中に背面のカーソルボタンから素早く選択できます。動きの速い被写体や、予期できない出来事など、街中で出合う貴重な一瞬を高精細な写真で残せます。以下の3種類の「4K フォト」から用途に合わせて選べます。

■3つの「4K フォト」モード

  1. ※3:操作音を発しないサイレントモードでも撮影できます
  2. ※4:ファイルサイズが4GBを超える場合は、一時中断することなく撮影を続けることができますが、ファイルは分かれて保存・再生されます
  3. ※5:Ver.2.0以上へのファームウェアアップデートが必要です

 実を言うとこの機能はあまり使っていないのだけれど、ライブハウスでの撮影にはもってこいの機能なので是非とも使いこなしてゆきたいと考えている。

●タッチ操作で快適に決定的瞬間を選び出すスライドフォトセレクト

写真を選び出す再生画面は、スライドフォトセレクトで写真を1枚1枚確認しながらタッチ操作で快適に選ぶことができます。

 こいつはパス。

●撮影後にフォーカス位置を変更できる「フォーカスセレクト」をソフトウェアファームアップで搭載(予定)

「フォーカスセレクト」は、これまでの「4K フォト」を進化させた新しい機能です。撮影後にフォーカスポイントを自由に変更することができるようになり、ピント位置が決まらない失敗写真を防いだり、これまでとは異なる写真表現を楽しんだりできます。操作方法もシンプルで、撮影後にタッチ操作で再生画面を見ながら好きな場所にフォーカスを変更して1枚の写真として保存することができます。

これは初搭載の機能で開放絞りでの極薄ピントの調整などが可能であれば歩留まりもあがるので大歓迎です。

3.優れた操作性と堅牢性で幅広い撮影シーンに対応

●ダイヤル、ボタンの配置をリニューアルし、操作性の向上を実現

撮影に集中できるよう、操作性に配慮しました。露出補正ダイヤルを天面のダイヤル部分に独立して設け、モードダイヤルと2段重ねで搭載。露出補正の操作や、補正値の確認がしやすくなりました。前後2ダイヤルを搭載することにより、ダイレクトな操作が可能となり、さらに後ダイヤルの中心にあるボタンを押すと、一時的に前後ダイヤルの割り当てを変更することもできます。例えば、前後ダイヤルをホワイトバランスとISO感度にそれぞれ割り当てれば、ファインダーから目を離さずに割り当てた設定を変えることもできます。
また、[AF/AE LOCK]ボタンを右寄りに配置。カメラを浅く握っていても押しやすく、誤操作も防げます。

 露出補正ダイアルを設けたのは評価したいが、頻繁に使う機能なのでもう少し使いやすい位置にしてくれた方がありがたかったかもしれない。

●防塵・防滴仕様&高い剛性で堅牢ボディを実現

カメラボディには各部シーリング構造による防塵・防滴設計、マグネシウム合金の採用など、過酷な条件下での撮影にも耐えうるタフネス構造となっています。

 GX7は防塵防滴をうたってはいなかったので大歓迎したい機能だ。

4.素早く被写体をとらえる空間認識AF

当社独自の空間認識技術(DFD〈Depth From Defocus〉テクノロジー)と精度の高いコントラストAFによる「空間認識AF」を搭載。AF合焦速度は0.07秒(※6)の高速で、一瞬のシャッターチャンスを逃すことなく、快適な写真撮影を楽しめます。
※6:CIPA基準。AFS、H-FS14140使用時

【上記以外の主な特長】

●自然なノイズ感、立体的な解像感、滑らかな階調、自然な色再現を可能にしたヴィーナスエンジン

●高精細4K30p動画、なめらかなFHD60p動画を撮影可能

●被写体の動きを予測する機能を加え、追従性能が従来機GX7比で約200%に向上した「追尾AF」

●月明かり、ろうそく下でも合焦できる「ローライトAF」

●微小な光源を検出し、夜空の星までピントを合わせる「星空AF」

●パスワード入力を省略し、さらに接続・設定が簡単になった「Wi-Fi®」対応

●より広い範囲を撮影できる「パノラマ(ワイド)」

●P/A/S/Mやパノラマなど、どの撮影モードからもフィルター効果をかけられる「フィルター設定(22種類)」

●AFS 8コマ/秒、AFC 6コマ/秒のフル画素連写(20M時)

●動画撮影をアシストする充実の機能(シネライクガンマ、ゼブラパターン、センターマーカー)

 このほかにも

回折補正

絞り込んだ際にも、高い解像感を実現

風景などを大きい絞り値で撮影すると、光の原理による回折現象によって画像の解像度が低下し、画像全体がぼんやりしてしまうことがあります。GX8ではヴィーナスエンジンに回折補正機能を新たに搭載してこれを改善。絞り込んだ際にもシャープで解像感の高い画質を実現します

こんな機能がある。オリンパスが実装し始め各社が追従している機能だけど、この機能は開放は強いけど絞り込みに弱いm43には必須の技術だと思う。使えるものなら本当にありがたい。


 気になるところはこんな所です。きっと良い機械に仕上がっていると思います。パナのユーザビリティの高さは素晴らしいものだと他社カメラを使う度に思いしらされます。

 発売日は8月20日と言うことだ。(>_<。)

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