Touch: Windham Hill 25 Years of Guitar
ぼくは、このアルバムを聴く度に村上春樹のデビュー作を想い出す。
ぼくは、村上春樹の小説を全く評価しない。彼の提示する世界観がたまらなく嫌いなのだ。理由は、またそのうち書く。ただ、作文家としては全くもって別だ。なので、最近はフォローし切れていないけど、すくなくとも彼のデビューから「ハードボイルド」までは、全てフォローしきるつもりで追っかけていた。二人の村上や田中康夫が登場した頃から純文学というものが完全に影響力を失ってしまった。海老沢泰久なきあと、達意の文章を言う意味では村上を超える者はいないだろうと思っている。でもね、ぼくの中ではただそれだけにしか過ぎないんだよ。
一方、ぼくが最大級に評価する宮本輝と丸山健二に関しては、初期の作品においてはストーリーや小物の始末、文章を作りすぎているなどの点については目を覆うような所も散見されるけれど、なにを置いてもその描く生命の凄まじい躍動感が素晴らしい。小説というものは、そういう何物かを感じさせなきゃならないのだと思うんだよ。その点、明治、大正期の小説家の仕事はたいしたものだと思うだよね。
このアルバムとは全く関係がない話かもね。でも、少し通じる何かを感じるのは確かだ ・・・・ 素晴らしい演奏を実現しているのだけれどね ・・・ 映像の喚起力も凄い人がいるのも確かだ ・・・ けどね、それ以上でも以下でもない。創造的な仕事というのは難しいものだね。
1. Aerial Boundaries
Alex de Grassi - Western
2. Western
William Ackerman - The Impending Death of the Virgin Spirit
3. The Impending Death Of The Virgin Spirit
Larry's World - Russ Freeman
4. Larry's World
Who lives up there - Snuffy Walden
5. Who Lives Up There
Pavane, Op. 50 (Gabriel Fauré) by Steve Erquiaga
6. Pavane
Coming Home - Sean Harkness
7. Coming Home
David Cullen - "On the Way"
8. On The Way
William Ackerman -Shella's Paintings.(HD Slide)
9. Shella's Pictures
Doyle Dykes Nothing's Too Good (For A Friend)
10. Nothing's Too Good (For A Friend)
Alex De Grassi Turning, Turning Back
Alex De Grassi Turning, Turning Back
Alex De Grassi Turning, Turning Back
11. Turning, Turning Back
Michael Hedges - Rikki's Shuffle
12. Rikki's Shuffle
0 件のコメント:
コメントを投稿