2015/03/09

「愛国とは何か」ヴォー・グエン・ザップ

ぼくは、子供の頃からの趣味を端緒に戦争を学ぶことを半ばライフワークのごとく続けているのだか、本邦における戦史については称揚出来る点がほとんど無いと感じている。これは、ひとえに国民の諸外国に対する無理解に起因する。まぁ、この点は、他の列強においてもほとんど同じことではある。とにかく、学べば学ぶほど戦争に対する嫌悪感だけがつのるのだが、どうも頭の回路が違う方につながってしまう人もいるようだ。そういう人にはこの人の業績を学ぶように進めたい。本当に国を守るためには、何が必要なのかをよく学び取って欲しいものだ。
ぼくは、尊敬する軍人などほとんどないが、彼はその数少ないうちの一人だ。彼には既訳のものも多いが、大部の回想録がある。是非とも翻訳出版してもらいたいものだ。

 

0 件のコメント: