ここでは、我が家の野良仕事関係はアップしていないので、唐突なようですが農業関係の話題です。
ヤマカワプログラムというのが、農文協 月刊 現代農業 で話題になりました。
以下、農文協より引用
ヤマカワプログラム(やまかわぷろぐらむ)
ゲリラ豪雨や長雨が頻発し、畑に湿害が発生しやすくなった北海道で生まれた話題沸騰の方法。
耕盤の土を煮出した液「土のスープ」・酵母エキス・光合成細菌の三点セットを畑に散布するだけで、「耕盤が抜ける」という。考案者の山川良一さんによれば、排水性がよくなるのは耕盤が「壊れる」というよりは、微生物によって何らかの変化を起こすため。硬く締まった耕盤層にも微生物はおり、三点セットがその微生物を活発に活動させるトリガー(引き金)になるという。
にわかには信じがたい話なのだが、現場では本当に結果が出ている。北海道栗山町のタマネギ畑では、ガチガチだった粘土質の畑に棒が深く刺さるようになったり、ドブ臭かった耕盤層の土が森の土のような匂いに変わったりと、さまざまな変化が起きた。なによりタマネギの根が耕盤層の下まで伸びるようになり、干ばつや大雨の影響を受けにくくなったという。
サブソイラなどで耕盤を破砕するのと違い、畑にもともといる土着菌に硬い耕盤層を軟らかくしてもらう方法。緑肥も活用して微生物が安定して活動するようになれば「いずれ、三点セットも必要なくなる」と山川さん。
今後も進化しそうなヤマカワプログラムからは目が離せない。
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