今日、何年も前に営業に来た人が久しぶりに来た。要件は知らなかったけど、基本来るもの拒まずの姿勢なのであってはみたけど、要件はこんな話だ・・・
得意先に豆腐屋があって「おから」の処分代が高くて困っているので、なにか良い方法がないか考えてくれ・・・って話だ。
「・・・ぼくが?(@_@)・・・おから?・・・」
「はい、なにか良い知恵ないですか?」
「・・・ぼくに聞いてるの?・・・おからのこと・・・」
「はいな・・・」
「そんなことの安直な解決方法があったら、専門の人が既にどっかやってるでしょ?・・・想像する限り水が多すぎてすぐ腐りそうだから肥料にするにも、飼料にするにも製造工程が大変で、製品化後は日持ちをさせるためにしっかり乾燥をさせると膨大なコストが掛かるよ。それと絶対出るモノだから、必ず、引き取ってもらえる。売れる品にしないといけない。肥料などは@20~@100位の売価だから余程コスト押さえないとただで持ってく人もいないくらいだと思うよ。」
「はぁ・・・」
「だからヒントは、誰も事業化していないのなら自分で研究開発する気があるか?ってことと、乾燥は、自然乾燥、発酵熱で乾燥させるべきで、強制乾燥を考えないことだよ。高くつくからね。どうせ、豆腐屋なら昼から遊んでるんだろうから、和解の何人かに、いろんな専門家のこと言って話聞いて、考えさせることだね。そんな相談なら、大学でも、役所でも、JAでも使えるモノは全部使って情報集めるべきだね。人に頼んでも解決しないって言ってあげなさい。」
それにしても、何故、ぼくにおからの廃棄法を聞きに来ようという発想になるのやら・・・頼む方も聞く方もピントずれすぎちゃうん・・・。
去年から、野良やってるので関心なくはない。
とにかく、「おから」栄養価はメチャクチャ良いものなので、問題は水分を飛ばすことやね。
それに、発酵と腐敗の綱渡りなので余程安定的に稼働できる仕組みでないと持って行きようのない大量のゴミが出る。あと、囲わないとムシがわくよ。
ぼくならどうするかって?おからはでっかい繊維の袋に入れてもらってくる。持って帰ってきたら、網枠の中に入れて、鉄板乗っけて、2トンのフォークリフトで上にのっかり踏みつけて一晩圧搾する。翌日、水抜きおから+米ぬか+おがくずをコンクリートミキサーにかけて完全に混合する。このときに、なにがしかの高温で発酵する微生物資材を投入。あと、何でも良いや12ftのコンテナでも潰して撹拌部分のはオーダーして攪拌機を自作するかだね。中は撹拌と同時に扇風機と排気扇でもつけておきたいね。人があんまりやってないことなら一から十まで自分でやるしかないね。
何となくあれこれやってるうちに出来そうな気がするよ。
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