映画「遺言 原発さえなければ」を観て 後藤政志
2014/10/27 に公開
映画「遺言 原発さえなければ」http://yuigon-fukushima.com
2014.10.27 後藤政志 http://gotomasashi.blogspot.jp
2014/10/27 に公開
映画「遺言 原発さえなければ」http://yuigon-fukushima.com
2014.10.27 後藤政志 http://gotomasashi.blogspot.jp
橋本康二 さんのアップロード
2014/10/04 に公開
第2回ふくかなトライアルセミナー『原発事故はなぜ起きるか』
講師:後藤政志さん
(元原発設計技術者・工学博士・NPO法人APAST代表)
2014.9.20 かながわ県民活動サポートセンター
主催:ふくかな(福島原発かながわ訴訟を支援する会)
Kuro Kosaka 公開日: 2013/12/10
2003年。当時、50歳の桑名正博さんが再現ドラマを交えて、色々語っておられます。「月のあかり」誕生秘話。ファニカン解散後、「セクシャルバイオレットNO1」ヒットの苦悩、故松田優作との出会いと別れ。阪神淡路大震災のこと、etc...。ビデオ映像なので音声などお聞き苦しいところがあるかもしれませんがご勘弁を。番組途中から。
mimi jupiter 公開日: 2012/11/01
ご冥福をお祈りします,合掌
Kuro Kosaka 公開日: 2014/01/25
1988年春頃。おそらく室内アンテナ時代。画像悪し。CM、音楽はカットしてあります。古いVTRを整理していて見付けました。
桑名 正博
1953年8月7日-2012年10月26日 享年59才
今のMP3プレイヤーは途轍もなく高音質になっている。アンプのパワーは仕方がないにしても、デジタル音源の隅々まで再現しきってしまうに十分の性能を持つようになった。
でも、問題は音の出口だ。たいていの場合セットでついてきたイヤホンでは話にならない。そんなものは、所詮、おまけで付いてくるものなので、出口は出口でそれ専用に考えるべきものと覚悟しておくべきだと思う。
もう一度いうが、付属のおまけは使えない。
イヤホンのスピーカーにはダイナミック型とバランスド・アーマチュア型の二種類がある。
ダイナミック型は所謂スピーカーだ。バランスド・アーマチュア型は小型化できるので補聴器に使われてきた。原理的には同じようなものだが、形、大きさが違うのと、バランスド・アーマチュア型の方が音域が狭い。
もともとは、ダイナミック型が主流だったのだけど、大きく出来なかったので低音が全然出なかった。
そこに、バランスド・アーマチュア型が小型の特性を活かして2ウェイ、3ウェイのマルチドライバーで音域の狭さを解消して登場し高級なイヤホンはバランスド・アーマチュア型ばかりという状況がしばらく続いた。
その間、ソニーはダイナミック型に拘り高級機に大口径のダイナミック型スピーカーを搭載し続けて独自のポジションを築いていた。その集大成が以下の機械だ。
このイヤホンは以下の大口径スピーカー一発で全ての音域に対応する。
これは見事な仕事で、音のつながりの自然さはバランスド・アーマチュア型では望めないものだった。
概して、スピーカーはその音域ごとに専用のスピーカーを設けた方がそれぞれの音域の音は正確に出しやすい。音の分離感があのだ。
ただ、分けて分離感が出れば良いというものでもなくて、下手なチューニングだと音がバラバラになってしまうことになる。そのあたりが難しいところだ。
BOSEのスピーカーセットが業務用はおろか家庭用まで席巻したのはみなの記憶に新しいだろうと思う。あれも、素晴らしい仕事だった。
そんな独自の境地にいたソニーが最近方針を変えてきた。低音に強い大口径ダイナミック型+バランスド・アーマチュア型のアイノコ戦略だ。
最初に出たのがこれだった。
まぁ、良い仕事だった。低音は今まで通りで、分離感の欲しい中域、高域が聞き分けやすくはなった。
そして、最上級として今回これが発売された。
早速、視聴はしてきたけれどFBに書いた印象はこんな感じだ。
アキバのヨドバシでZ5を聞いてきたぞ!
・・・う〜ん買わへんかった。
まづ、七万弱の値付けがネックやなぁ・・・
その次は、ショーケースの中に入ってたので、まだ、ほとんど鳴らしてないので、音ができてなかった。これでは聞いてもさっぱりわかりません。せめて1000時間くらいは慣らさないと音が出ないよ。ショーケースの中で鳴らしとけよってもんだ。というようなわけで態度保留です。
A3と言うイヤホンは、H3の後継のようで、より良く鳴っている感じがしましたが、買い換えるほどではないと思いました。
要するにエイジングが終わってないので、中高域が全然出ていないのだよ。あんなものを聞かせたら買いたい奴でも買わずに帰ってくるだろうと思う。普通はエイジングの進んでいない中高域はとげとげしく耳に刺さってくるものなんだけど、この機械は音が出ていないという印象を持った。エンジング後に出るようになるのかどうかはわからない。せめて視聴機はメーカーか店舗がメンテしてから聞かせるようにしないと帰って逆効果だと思う。
基本的にはダイナミック型+バランスド・アーマチュア型と全く駆動方式の違うものでまとまりのある音作りをするのは、至難の業だろう。音のつながり感を大切にしてきたソニーなのだからそれなりの作り込みをしてきたのだろうとは思うけれど、未だ半信半疑だというのが正直なところだ。
最近、バランスド・アーマチュア型のマルチでは、Shure の高級機の牙城を崩せないと踏んだのか、ダイナミック型+バランスド・アーマチュア型の企画が増えているように思うが、ユーザーはそんなええとこ取りの謳い文句には気をつけた方が良いと思う。マルチのチューニングの複雑さは本当に奥が深くてなかなかまとまった聞きやすい音にはならないからね。高額器械は静かな場所での視聴は必須だろうね。
まぁ、ヨドバシのポイントがたまっているので、しばらくしてもう一回聞いてから手に入れることになるのだろうと思う。
基本的にイヤホンに関してはソニーを信頼しているからね。
全体的な相場観としては、2万円がひとつのボーダーになると思う。2万円以上のイヤホンを購入すれば、たいていの場合、個性の違い程度で致命的に品質が違うということはないと思っている。悩ましいのがここから上だ。というか、普通、3万のイヤホンと5万円のイヤホンの音の違いを聞き分けることは出来ないだろうと思う。
雑踏の中で携帯音源を聴く普通のリスナーであればイヤホンに3万円以上もつぎ込むのは愚だと思う。