とにかく、タフさがウリのカメラだ。
有効画素数
カメラ部有効画素数 1600万画素
総画素数 1676万画素
撮像センサー 形式 1/2.3型CMOSセンサー
レンズ 構成 7群9枚
焦点距離(35mmカメラ換算) 4.5mm~18.0mm(25mm~100mm)
開放F値 W2.0~T4.9
ズーム倍率 光学ズーム:4倍 超解像ズーム:8倍 デジタルズーム(静止画):4倍
撮影範囲(レンズ先端より) 通常:W/T0.1m~∞ (スーパーマクロ:0.01m~0.1m)
フィルター径 Ø40.5mm
シャッタースピード 1/2~1/2000秒(夜景モード、Aモード:最長4秒まで)
連写モード 5fps 16M
高速連写1モード 15fps 3M
高速連写2モード 60fps 3M
撮影可能枚数(CIPA準拠) 約380枚(数値は平均値です)
動画撮影可能時間 連続撮影時間:120分、実使用時間:60分
大きさ(CIPA準拠) 111.5mm×65.9mm×31.2mm
質量(CIPA準拠) 247g
なんで、こんなカメラかというと野良仕事の記録をiPhoneで撮ってんだけど泥だらけになっちゃうんだよね。ということでこのカメラにしたんだよ。これなら泥だらけになっても水道でジャバジャバ洗えば良いだけだ。
こういう機能に関しては、ぼくはオリンパスを信用している。ぼくの使ってる他のメーカーは心配だ。実害にあったわけじゃないけどね。つくりから見てソニーやパナは信用していない。
レンズにくっついてる赤いリングと保護フィルタはオプション品だ。レンズキャップは赤いアダプタリングの付属品。いくらタフとはいえ一番壊しやすい搬送携帯中のレンズ回りだけは保護しておきたいからね。保護フィルタとキャップは必須だと思ってる。
コンデジとしては普通の倍くらい高価な製品となるが、基本的な画質は、1/2.3型CMOSセンサーで1600万画素と言うことなのでそんなに高画質なものではない。等倍などで見れば、それなりだと言う厳しい結果は見えている。
とにかく、タフさがウリだと言うことで良いのじゃないかと思う。
画質面で特筆すべきことは、このカメラは前のバージョンからマクロが得意で傑出したものだったのだけど今回さらに磨きがかかった。この機種はマクロモードとは言わない。顕微鏡モードというのだよ。額面通り受け取って良いよ。正真正銘、顕微鏡モードだ。
その顕微鏡モードに深度合成モードと言うのが加わった。これも面白い。こんな理屈だ。
下が普通のマクロで撮ったもの。素子が小さくて深度が深いというものの5cm程度にまで寄れば流石に被写界深度は薄くなる。
手前から奥までのピントが合うように深度合成を行う「深度合成モード」。まるで図鑑のような標本写真を作ることができます。
- 1.通常マクロ撮影:深度が浅く、どんな被写体を撮っているのかわからない。
- 2.手前の被写体から徐々に奥の被写体にピントが合うように、ピントをずらしながら撮影。
- 3.撮影した画像のピントが合っている部分を自動で抽出して合成。
- 4.深度合成マクロ:図鑑のような標本写真を作り上げる。
次が深度合成モードだ。見かけ上、マクロでありながら手前から奥までパンフォーカスを得ているように見える。
仔細に見れば、手持ちだと連写の合成なので真ん中の葉っぱのエッジが風で揺れてぶれているのと、8枚の合成らしいのでやはり間の部分は解像が甘くなっている。三脚でも、風に揺れる被写体などはどうしようもないだろう。しかし、等倍でみればと言うことで、マクロで見かけ上パンフォーカスを得られるなどと言う信じられないことが実現されている。これは、高価な一眼でもかなわないことだ。
ただ残念なのはマクロでしか使えないことだ。ブツ撮りの多いぼくとしては、近距離域でこのモードが使えればどんなに楽しいだろうかと言う思った。
なお、上記の機能と同じ機能をそのまま排出するフォーカス・ブラケット・モードというのも新設された。液晶モニターではピントの合わせにくいマクロ撮影の敷居を下げ初心者でも歩留まりのあがる良い機能だと思う・・・・しんどいよ・・・マクロ撮影。息が止まるからね・・・倒れそうになるのだよ。
OM-D E-M1のファームのメジャーバージョンアップがあったので実施した。
カスタマイズしたのが全部初期化されたのでビックリしたよ。カスタマイズ情報は、別ファイルにして、継承すべきだろうね。
何度も言うが、ぼくのスチル撮影のメイン機材はこのE-M1だ。
この機械で上記のような単焦点レンズを使うことはない。ほとんどの場合優秀なズームレンズを使うことになる。
フルサイズのα7系も2台手元にあるが、こいつらがメイン機材になることはあり得ない。
問題は、写真の歩留まりだね。安心感が違うんだよ。
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