先に渡辺京二の宮崎滔天伝について書いたかと思う。検索しても出てこないので書いてないかもしれない。最近あちこちに書くので何がなにやら・・・さっぱり分からなくなっている。
あくまで、ぼくのメインのフィールドは、頼りないことだけどここだと思っているので、ここに追加しておく。
攘夷という思想に日本は翻弄されてきた。攘夷と言いながらも表通りは、すぐに転んでしまった。でも、表通りには形式だけは残った。権威に寄りかかって責任を回避するという手法がね。そのまま残った。それが、そのまま居残り続けているというのがぼくたちの社会の根本のあり方だ。そのことは、良いとも悪いとも言い切れるものではない。でも、何事においてもスカッとしないのだよ。これは、この業界では常識的な知見なのだが、巷間、広く共有されていないことは誠にもって業界人の怠慢の誹りを免れ得ないであろうと思う。それに引き替え、左翼であろうと右翼であろうと、権威などものともしない戦前の浪人たちの潔さには痛快感を憶える。そのうち何か書こうとは思うのだが、今全然別件の書き物をしているのが結構手強いので当分先のことになると思う。
とにかくここに紹介する書籍は希有の書である。
ぼくがとやかく言ってもし方がないので書鬼、松岡正剛に聞いてくれ。
日本編 はじめに
アジア編 あとがき
これは、完結編 訳あって版元が変わっている。先の版元は怒っているようだが事情は知らない。
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