2014/07/03

何度でも、読んでみよう。

 恐らく何度も読んで居られるだろうが。
 虚心坦懐に何百回でも読んで欲しい。

「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」

 ぼくも、この際、小賢しい法律論も、歴史的経緯も、現実社会の認識も分析も要らない。この点は例の人と全く同じ判断をしている。
 ここに書かれていることに共鳴出来るかどうかが問題だ。あの戦争の反省の基に書かれたと言うことは言うまでもない。確かに70年に及ぶ年月は充分忘却に足る年月ではある。でもそれで良いのだろうか。みな忘れてしまったのだろうか?

ぼくが、今反省することは、本当にこの理想と目的を達成しようとしてこなかったことだ。原発の事故の時同様に悔やまれるが今さら何が出来るのだろうか?よく考えてみたい。

 本当に、ただただ情けない思いで落胆するだけだ。

集団的自衛権 閣議決定 公明党 山口代表 記者会見

napoleon18210505 2014/07/02 に公開

◆7月1日 集団的自衛権 行使容認 閣議決定をうけて公明党・山口代表の記者会見です。


【集団的自衛権】安倍総理記者会見【ノーカット版】

ジョナサンワドワーズ 2014/07/01 に公開

 ぼくだけなんだろうか?

 ぼくは、彼が話していることは支離滅裂に聞こえる。内容に関しては、いくらでも書けるが、そんなことは、もうどうでも良い。

 何より、心に響くようなものが何もない。内容を理解しようと集中しても、右から左に抜けてしまう。相性もあるのだろうけれど、何故、こんなにも情感に訴えるもののない人なのだろうか。

 ただ、安倍氏に賛同する人の議論にも、反対する人の議論にも心の動くものは全くなかった。地面だけ見て歩いている人と、天空を望みながら歩いている人の会話のようで、なんの議論にもなっていない。

 ぼくは、賛成する人に与することは無いけれど、反対する人の議論にも空疎なものしか感じられない。

 武器を持つのが当たり前の世間で、武器を持たずに強かに生き抜いていこうという決意を感じさせるようなものは皆無だと言うことだけは記しておきたい。

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