2014/07/09

Α7sはひょっとしたら最強のスナップカメラかもしれない

 ソニーは以下の2点をこのカメラの目玉にしたいようだ。

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新たな表現領域へ誘う、全感度で圧倒的な広さを誇るダイナミックレンジ

撮影の幅と表現領域を格段に広げるデジタル一眼カメラ、α7S。新たに有効約1220万画素 35mmフルサイズ「Exmor(エクスモア)」CMOSセンサーを開発し、従来機に比べ(*1)、イメージセンサーの画素ピッチを拡張させ、1画素あたりの集光率を大幅に拡大。さらに、高集光プロセス技術などソニーが培ってきた先進のイメージセンサー技術を投入することで、イメージセンサーの感度特性を約3倍(*1)、飽和信号量を約2.3倍(*1)に向上させ、最高ISO感度409600(*2)という圧倒的な感度性能を実現しました。高感度・低ノイズ・広いダイナミックレンジを徹底的に追求することで、表現できる世界をさらに広げました。

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フルサイズセンサーで、全画素読み出しによるフルHD・4K動画出力

新開発のフルサイズCMOSセンサーと高速画像処理エンジンの組み合わせにより、世界初(*1)35mmフルサイズセンサーで画素加算することなく、全画素情報読み出しでのフルHDおよび4Kの動画出力を実現(*2)(*3)。低照度環境下での映像記録を可能にする高感度・低ノイズ性能と全画素情報読み出しを行うことで、ジャギーやモアレを抑えた、高画質で高解像度の映像記録が可能です。さらに、ディテールリプロダクション技術やエリア分割ノイズリダクションなど、高度な画像処理技術を動画にも用いることで、鮮鋭(せんえい)でノイズの少ない動画画質を実現しています。また、記録フォーマットには、プロ用のXAVCをもとに開発されたXAVC Sを採用しています。

 入手翌日に、いきなり、ライブ撮影、その次の日に少しテストしてみたが、おおいに感銘を受けた。でも、ソニーの売ろうとしているところについてじゃぁない。

 このカメラを少し使ってみて、確かに高感度が良くなっている。でも、それが効くのはなにも夜だけじゃないってことだ。テストした第一印象では、絞っても手持ちでブレないということだった。ノイズに関してはA7では上限3200がせいぜいだけど、A7sなら6400まではいけそうだという感じを持った。これなら2段は絞り込んでも手ブレの心配はないということだ。そして、A7から小絞りボケ対策の新機能も埋め込まれている。

 このカメラは最高のスナップショット用のカメラなんだと思う。

 そう考えるとソニーはカメラ作りとしては間違っている。この石はスナップカメラのフラッグシップRX1に積むべき石だったんだろうと思う。

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 4K動画機のコンポーネントとしてA7の筐体が良かったのかどうかは、おおいに疑問に思っている。

 そのうち、時間がとれたら Mマウントレンズのテストをしてみたい。ちょっとしたレンズのテストでは、色被りの問題は多いに軽減したと思うが天気が悪いのでよく分かんなかった。周辺部の流れは、A7とそんなに変わらないと思った。ひょっとしたらレンズの問題かも知れないと思い出しているがフイルムライカを持っていないのでテストのしようがない。

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