だんだんと目論んだとおりの畑になりつつあります。
ここいら一帯が土が見えず全面有機物で覆われているというのが完成形になります。
ということは、去年のあの状況に戻すと言うことです。(´・_・`)
翻って考えると、もともと、これくらいの植物を支えるだけの地力はあったと言うことです。現に今年もなにも草引きをしないと2ヶ月でこれくらいの草が生えました。
多分、地中にはこれらの雑草の種が含まれているのだと思います。このまま放置したら、すぐに昨年並みに戻ると思います
要するにこのままにしときゃ良かったと言うことです。
でも刈ってしまったわけです。せめて根を抜かずにこの状態でも良かった。
表土を剝いでしまったのですが、この状態だとツルハシはすんなりと地中に打ち込めました。軽い力ですっと入ったのです。その時は、かなりきつさ感じましたが、後から感じたことと比べると軽いものでした。
でも、起こしてしまったわけです。
ここまで整地して、さあ形が出来たとご満悦だったのです。
消毒と称し真夏の太陽に晒し、雨にもさらし、このまま、冬を越させて半年おいたのですが、その後に畝立てをしようとして驚きました。めちゃ、土が固い、硬い、堅い。雨降って地固まったのです。
このような土の色は死んだ色に見えます。生きている土はもっと黒い。湿っているだけの焦げ茶色とはちょっと違います。活性の高い土は、水を撒かなくてもほんとに黒いですからね。
大地も草木があってこそで、無いとコンクリートとなんら変わらない不毛なものです。今のぼくの目で見るとこんな土は死んでる感じがします。もっと、真っ黒な感じでないといけないと感じます。なので、現状でもここからは用土の袋程度しか出ませんが、基本この畑からゴミは出なくなります。
雑草は基本そのままで刈り取って、そこの地表に置かれます。根も抜きません。
この部分は未耕転部分で緑肥を播いただけです。緑肥は刈り取っても根はそのままにします。
セスバニア、エビスグサは背丈2m以上と大きくなります。
セスバニア
エビスグサ
植物というのは上下が対照的なものが多いので背が高いのは同じくらい根も深い。葉が平面に広がるのは、同じくらい根も広がると思ってけばだいたい間違いないです。だからこれらは根も深いことになります。写真くらいの大きさに育てば、地盤にも因りますが根も1mくらいに深く入ってるという感じです。これらは、これくらいの大きさに育つと刈り取ります。大規模な畑では、このまま畑に鋤き込むそうです。うちの畑では全て人力ですのでそんなことは出来ません。刈った草の部分はそのまま畑に敷けば堆肥化しますし、根もそのまま放置するとじっくりと腐植化して同じく養分となります。根の後は腐植化して分解されると空洞化し水や空気が入り込むことになります。微生物の活性も上がります。このような経過から土が栄養豊かになり、土も軟らかくなると言うことです。耕す必要は無く、耕すと根の形が崩れてしまうのでかえって良くないと言うことになります。
これらの黒いビニールマルチは梅雨が明けたら剥いでしまって、通路のなかば堆肥化した雑草をその代わりにかぶせます。その時期にぼかし肥料を施すつもりです。
小メロンのツルの勢いは留まるところを知りません。
覆い尽くしてまだ伸びています。スイカも同様です。
というような訳で、今年は収穫を期待するよりも現状の用土の地力を知るのと今後のための用土つくりが主眼です。
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