初めて、ぼかし肥料を作ります。主役は油かすとぬかと土着発酵菌です。
生の油かすだと栄養分に分解されていないので、効き出すのが土に播いて微生物によって分解されてからになります。先に発酵、分解してからから使おうというのがぼかし肥料です。
主役は、日清オイリオの菜種油かすとお米屋さんの生ぬか。
油粕だけだと、窒素ばかりでリン酸が足らないので、骨粉、魚粉を探したのですが適当な粉末がなくバットグアノが有機だと言うことで使ってみました。他のカリなどの要素は草木灰を常時配布して補います。
発酵促進剤も購入。
菌は酵母菌、バチルス菌、シュードモナス菌、糸状菌、乳酸菌と言うことだそうです。
イーストは今回使いませんでした。
蓋付きのポリバケツにぬかを入れます。漬け物と同じ嫌気発酵をしますから、ぎゅっと押し込んで空気を抜いておきます。
発酵菌の種を用意します。床のバークに、種の畑の土。
土はミミズや虫の多い日陰の湿地と日なたの畑の表土からとりました。
水は水道の一日汲み置き水。この時期、水道水は塩素が多いので、念のためカルキ抜きで塩素を抜いておきました。
バークと畑の土の土着菌を混ぜた種。
これに生ゴミ発酵用の微生物の種と活力源の黒砂糖系の砂糖を足しました。
油粕2、ぬか4、リン酸系1の割合で肥料分を配合。
後は適当に練ります。
とにかく、空気を抜くつもりでぎゅうぎゅうやりました。
で、その上にもう一度ぬかを重ねます。これもぎゅうぎゅう押さえ込みます。
最後にフタをします。ビニール袋に水を入れてその上に載せておくと重しと密着した中蓋の役割をしてくれます。
半年くらいで使い切りたいので、この15Lくらいで間に合うのではないかと思います。
これで、2週間ほど置くと完成と言うことだそうです。
果たしてどうなりますことやら。
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