2014/03/13

安部総理の幸運とその使い道

  僥倖とも言うべき参議院選挙大勝利から半年が経った。衆参過半数、当分、選挙なし、参院が再来年で一番近いのかな、金融・財政歯止めなしの青天井。蒙古襲来で神風祈願。東日本は未だ三途の川の此岸で固唾を飲んだまま。あっちもこっちも歴史的な緊急事態ということで何でもかんでもやりたい理屈はいくらでも作れる。いったい、この夢のような環境が整ったのに、なにをどうするつもりなんだろうね。丸ごと全部引き受けた。自ら進んで引き受けたのだよ。この半年でなにが動いた?この政権でなにもできないのなら、自民党とて、民主党と大きな差異はないことになってしまう。選挙民も毎回思うけど、結果として毎回、ギリギリうまい結果を出していると思う。公明党が踏ん張っている限りは、改憲は端緒にもつかないだろう。これは彼がいくら勇ましいことを言っても、承知の上のポーズに過ぎない。
今すぐ手をつけなければならない、国民の合意形成も困難な問題が山積な時期に、この長期安定政権の異常なまでの静けさはなんなんだ?

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