池中玄太80キロ
(いけなかげんたはちじっきろ)は、1980年に第1シリーズ、翌1981年に第2シリーズ、1989年に第3シリーズ、そして1992年にスペシャル版が放送された日本テレビの人気ホームドラマ。
また、子供たちの成長に合わせて何度かスペシャル版が放送された。脚本は松木ひろし。タイトルの由来は、主演の西田敏行の当時の体重であり、1992年に放送された最後のスペシャル版では『池中玄太83キロ』となった。
キャスト
池中家
- ※有馬加奈子の芸能界引退に伴い第3シリーズでは河合美智子が代わって演じた。ただし、「さよならスペシャル」では、完結編ということもあり、有馬加奈子が一時復帰して出演している。
その他
- 鳴山暁子 - 坂口良子
- 前川秀也(ヒデ) - 三浦洋一
- 杉野透(半ペラ) - 井上純一
- 昌代 - 丘みつ子
- 鳴山春江 - 丹阿弥谷津子
- 本城理三郎 - 宇野重吉
- 飯島歌子(ママ)/喫茶店・マイウェイ店主(のち楠夫人) - 松尾和子
- 楠英政(楠公さん)/大京通信社写真部長→大京グラフ 編集長 - 長門裕之
池中玄太80キロ 第1話
第1シリーズ(1980年)
池中玄太(西田敏行)は大京通信社の専属カメラマンで、報道撮影のかたわら鳥類、特に丹頂鶴の写真を撮影することをライフワークとしていた。編集長楠(長門裕之)との報道写真をめぐる激しいやり取りが続く日々でもあった。ある日、そんな玄太が子持ちの未亡人鶴子(丘みつ子)と知り合い、結婚することになる。鶴子の3人の娘 絵里(杉田かおる)、未来(有馬加奈子)、弥子(安孫子里香)が玄太になつかないまま5人による同居生活が始まった。最初は3人の娘は玄太に距離を置いていたが、しだいに玄太に打ち解けるようになってきた矢先、妻の鶴子が脳内出血で倒れ、帰らぬ人となってしまう。
残された3人の子供たちに対して周囲では、他人の玄太には育てるのは無理と反対をするが、玄太は鶴子との約束だと言って、3人を立派に育てて見せると宣言する。その後、玄太と3人の娘は本音で格闘しあい、やがて、本当の家族以上に理解しあえる関係になっていく。
スタッフ
- 原案・脚本 - 松木ひろし
- 脚本 - 松原敏春
- 音楽 - 坂田晃一
- 制作 - 溝口至(日本テレビ)、中島忠史(日本テレビ)、安念正一、成田美津留
- 技術 - 原田伸夫
- カメラ - 平川守利、熊谷和明、岩戸谷洋治、竹内仁義、高梨正利
- 照明 - 高羽昇、水戸実、小林靖直、浅見俊一、宮本博司、佐藤隆、芝田宏二
- 美術 - 奥津徹夫
- 音声 - 渋谷公輝、中島勲、佐内康治、中村豊二
- 音楽効果 - 諸橋毅一、丸岡宏聡
- VTR編集 - 秋山朋芳、今井雅晴
- 調整 - 高瀬尚一
- PR - 河村良子
- タイトル - 丸山能明
- スチール - 水谷功、笹田和俊
- 演出補 - 中山史郎
- 大道具 - 多正行
- 小道具 - 福田健一
- 衣装 - 佐々木院子
- 記録 - 原田靖子
- 協力 - ミカレディ、ガゼール、財団法人 日本野鳥の会
- 写真提供 - 筒井張、叶内拓哉
- 技術協力 - 東洋現像所ビデオセンター(現.IMAGICAビデオセンター)
- 制作協力 - 生田スタジオ
- プロデューサー - 中島忠史
- 演出 - 石橋冠、吉野洋、中山史郎、宮崎洋、松永好訓、剣政博
- 製作 - 日本テレビ
主題歌・挿入歌
- 主題歌
放送日程
各話
放送日
サブタイトル
脚本
演出
視聴率
第1話
1980年4月5日
ハロー! 娘たちよ
松木ひろし
石橋冠
20.5%
第2話
4月12日
忘れてた! 入学式
21.9%
第3話
4月19日
やったぜ! 特ダネ
22.6%
第4話
4月26日
育てられなきゃ産むな!
21.4%
第5話
5月3日
オヤジの心は母ごころ
吉野洋
21.0%
第6話
5月10日
父に贈るカーネーション
20.3%
第7話
5月17日
あたし、赤ちゃんが欲しい!
石橋冠
21.8%
第8話
5月24日
給料日の約束
23.3%
第9話
5月31日
お父さんは、いつ社長になるの?
松原敏春
宮崎洋
19.3%
第10話
6月7日
この娘を養女に!?
松木ひろし
石橋冠
21.4%
第11話
6月14日
男も女もあるもんか!
20.7%
第12話
6月21日
人の気も知らないで…
中山史郎
20.5%
最終話
6月28日
娘たちよ、大きく翔べ!
石橋冠
22.8%
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