2014/01/20

現時点ではノートPCの理想的なストレージデバイス

  SSDの勢力拡大は予想よりもかなり遅い足取りだと誰もが思うだろう。そんな現状では誰もが考え、最も現実的な実装によるデバイスが登場した。

 こいつは、是非とも導入したいと思ったが・・・・

 ぼくのThinkPadは、7mm厚だった・・・OTL

120GB SSDと1TB HDDを2.5インチHDDサイズに凝縮!Western Digital「WD Black2」その実力を検証してみた

 また、WD Black²のもう1つの特徴となるのが、同時搭載したSSDとHDDを、1つのSATAポートに接続するだけで利用できることだ。通常、SSDとHDDを同時に利用する場合には、SSDとHDDを別々のSATAポートに接続して利用するのが基本だ。それぞれが単一のドライブとなっているため当然ではあるが、この制約のために、ドライブベイが1個しかないノートPCや省スペースデスクトップなどでは1台のドライブしか内蔵できず、高速SSDと大容量HDDを同時利用しようとすると、どうしても外付けドライブを併用しなければならない。

 それに対しWD Black²は、SSDとHDDを同時搭載するものの、接続用のSATAポートは1つのみ。単体のSSDやHDDと全く同じように、PCと1本のSATAケーブルで接続するだけで、SSDとHDDを独立したドライブとして利用できるようになっている。そのため、1つのドライブベイしか備えないPCでも、高速SSDと大容量HDDを1つのドライブとして実現できる。WD Black²が、どのように1つのSATAポートでSSDとHDDを利用できるようにしているのか、詳しい仕様は非公開となっている。SATAポート1つで接続するため、SSDの領域とHDDの領域を合わせた約1.12TBが1つのドライブとして認識されることから、WD Black²の内部でSSDとHDDが連結された構造になっていると考えられる。SATAポート1つで接続するため、SSDとHDDで1つのSATAポートの帯域を分け合うことになり、SSDとHDDへの同時アクセス時には帯域不足になる可能性もあるだろう。だが、実利用時にSSDとHDDへの同時アクセスが発生する場面は多くなく、あったとしても高速SSDへのアクセスは短時間で終了するため、同時アクセスによる速度低下もほぼ無視できると考えていい。

0 件のコメント: