ある掲示板に書いたα7弁護の話。折角の長文なので引用しておきます。
①レンズは順調に発売されますか?
②ホールドに違和感あります。グリップが微妙(に悪い!)です。Dfと比べると雲泥の差。
③作りがちゃっちいですね。チープ、チーパー、チーペスト……。下手な直線デザインがそう思わせてます。
④EMFがまだ不満。
昨日、量販店に行ったらボディーもレンズもいっぱいおいてあり、そこで弄った(二度目です)印象です。あと一皮か二皮剥けてリファインされたら満足できる水準になるかもしれません。でも、現状ではオリのほうが完成度は確実に上。m43とフルサイズを比較するなって声はあるでしょうけど「実用性能」においてそうです。それに、いくらボディーが小さくてもレンズは大きいままでしょ。だいたいレンズに関しては前科者だし……。
*****さん
実機に触るまではα99があるので今回はパスつもりでしたが、買ってしまったという立ち位置で話します。個人的には、ぞっこんという感じですわ・・・惚れちゃいますね。
ただ、みなにそう勧められるかというのとは別です。
>①レンズは順調に発売されますか?
キヤノンやニコンのAFがどうかは知りませんがα77、α99を使った上では、AFなどは、今の高解像度では信用しきれんと思い、必ず、DMFのあとMFで追い込んでいたので、MFが全く苦にならないようになってました。55/1.8ZAも買いはしましたが、普通の優秀なレンズという感じです。Gレンズでツアイスのピンハネ分がなくてもう少し安ければ良かったのにと思います。この機械でズームなど使うと台無しですので、まぁ、じっくりやってくれれば良いと思っています。
そういう使い方をしていたものにとっては、MFさえ受け入れればレンズの選択以前にマウントの選択を迫られるほどの環境になります。それに倍率もかからなりません。現状ではこのようにレンズ選択の自由度の高い環境は国産メーカーにはありませんよね。ぼくは取り敢えず慣れ親しんだAマウントのミノルタ由来のレンズ、コシナのツアイス、ホクトレンデル、ヤシコンのツアイスがあれば全く困ることがないし素晴らしいレンズ環境だと思っています。α伝統のボディ内の手ぶれ補正機能が加われば完璧だと思います。
>②ホールドに違和感あります。グリップが微妙(に悪い!)です。Dfと比べると雲泥の差。
>③作りがちゃっちいですね。チープ、チーパー、チーペスト……。下手な直線デザインがそう思わせてます。この点は好みの問題ですからなんとも言い難いですが、チープ感と重量は関連すると思いますから、コシナのレンズのような金属とガラスの塊をつけると幾分緩和されます。個人的にはデザインはRX1+NEX7の様なものにすれば違和感がなかったと思います。・・・何考えてるんだかとも思いました。
サイズはE-M1とほとんど同じですね。それでもサイズに関して気に入らなければ、革ケースでも買うか作るかすれば、持ちやすい大きさにはできますが、大きいものは小さくすることはできないでしょ?・・・削る?・・・というような事で、ぼくは10mmほど底上げの革ケースを自作するためにレザークラフトの教科書や道具を調達中です。そこまですることするの初めてですわ・・・。
>④EMFがまだ不満。
ぼくはきちんとピントを合わせたいのでOVFではまったく歯が立ちません。これだけの解像度では全てAF、機械任せという訳には、少なくともソニー機では、いかないと思っています。ファインダーでしっかりピントを合わせるためには拡大機能は必須だと思います。OVFでそれが出来れば考えを変えるかもしれませんけどね。
>でも、現状ではオリのほうが完成度は確実に上。m43とフルサイズを比較するなって声はあるでしょうけど「実用性能」においてそうです。
これはおっしゃる通りだと思います。ぼくもメインはE-M1+パナ7-14、12-35、35ー100です。これはα7の使い勝手が良くなっても変わらないと思います。現状マイクロフォーサーズのシステムとしての完成度、機動力、優秀なズーム群に太刀打ちできるフォーマットはないと思っています。ただ、ズームでしっかり仕事はしてくれるけども、これしかないという愛着のわくようなレンズとは思っていません。より優秀なレンズが出れば乗り換えます。
フルサイズレンズには、マイクロフォーサーズシステムで撮れない絵があるから仕方が無いのです。端的に言うとミノ35G、100マクロ、STF135がそのままの画角で使える小型機がない。
なので、ここ一番という時の勝負用の小型機、最終兵器としては完璧だと思います。常用メインではないのでこの小ささ軽さは本当にありがたい。
>それに、いくらボディーが小さくてもレンズは大きいままでしょ。
レンズの大きさはどこが小型システムやってもデカくなると思いますよ。
>だいたいレンズに関しては前科者だし……。どのことを言ってるのかわかりませんが・・・仕方が無いと思います・・・ぼくもブランクはありますが長年のαシステムユーザーですが、ソニーはしっかり義理はしっかり果たしてくれたので、もういいと思ってます。今後はFEマウントでしっかりZAではなくGレンズの開発を進めて欲しいと思います。
と言うようなことで、α7にA、Eマウントの代替、α99の廉価版、NEX7の上位機としてのポジションを望むとまだ時期尚早でしょう。完全に機械任せの入門用としては、まだ、煮詰めが甘いと思います。それはNEXがやれば良いと思います。
ただ、MFで他社のレンズも使うという観点を入れるだけで、現時点でも評価は180度変わります。他に選択肢がないのですから・・・AFもMFもつかえるユニバーサルマウント機は・・・多少大きくしてオリの多軸手ぶれ補正を入れてくれるだけで、もう完璧です。
α7は、今年の「日本の歴史的カメラ」に選定されましたが、他機種を見てもこのカメラに一番歴史的意味があると思いました。もう一台はE-M1だと思いました。事実上フォーサーズに終止符を打ったと言う意味でね。いずれAマウントに終止符を打つのもα7の子孫だと思います。
いま始まったばかりです。動画も含めてこれからです。素晴らしい土台が出来たと思います。
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