実は悩んでいるのだ。こいつにいつもつけておくレンズをどれにするのかをね。
ぼくは、このカメラには、やっぱ単焦点はあまりに合わないと思ってるんだ。しかしてオリンパスのマイクロフォーサーズのズームには、いまいちという感じを持っている。一番は作り込みの具合なんだ。ズームどれもがプラの鏡筒でオモチャみたいなんだね。タフな使い方には耐えそうもないからね。なら、キットレンズの12-40が良いじゃんと言うようなものなのだけど、もともと標準ズームにはあまり興味がないところに何本も持つ気がしないんだよ。
おそらく、しっかり撮りたいときは、
ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD 575g
ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD 995g
の二本だと思う。両方とも写りすぎるくらいの切れ味を持つ。二本とも少々重くはあるんだけど合わせて1570gだし、開放から使えるので、屋外では単焦点と比べてもなんの遜色もないのがえらいところだ。換算、24mm-400mmが8万と10万、20万以下で揃うことになる。
それでは、重すぎると言うことなら・・・確かに勝負用の単焦点も持ち出すのなら少々辛い重さになるし、バックにも入りにくい・・・
約535g
がある。
これなら、重さも値段もその半分だ。暗いので足を伸ばすとさすがにボケにくくはあるけれど、切れ込みの深さは並の3倍ズームの比ではない。ズイコーに迫る切れ味だ。
ぼくのもう一方のαフルサイズマウントで近いシステムを組むととんでもないことになる。だいたい重さ、値段とも倍以上という感じだね。
しかし、ごく当たり前のようにデフォのマイクロフォーサーズのレンズを使えば、値段はそんなに変わらないけれど、重量はこれまた半分以下という感じなんだよ。
二本合わせてもフォーサーズの一本分という感じなんだ。
少々、暗いのを我慢出来れば・・・と言っても屋外で困るようなことはない・・・14-140だけで済む。これならそのまた半分の約265gと言うことなんだ。
これらの軽い金属鏡筒のレンズはデザイン面も誂えたようにOM-D E-M1にぴったりなんだ。ただね、少しレンズの耐久性が心配だ。オリのマイクロフォーサーズレンズよりはましだと思うけれどね。
カメラ本体が500gくらいだから、ここしばらくの一眼になれた奴らはこれで写真が撮れると言ってもこの軽さだけで心理的な抵抗感がるんだと思う。
ぶっちゃけ、昔の機械が詰まっていたカメラでは考えにくい扱い方をしている。このカメラの前の E-M5 は、車の中でゴロゴロ、地ベタに落として転がしたことも数知れずだけど、キットレンズの軽さも幸いしてか、全然、問題なく動いていて一見華奢そうな印象を完全に覆している。こればかりは使ってみなければ解んないだろうと思う。
その筋の人間が使う道具というものには、そう言う信頼感が必要なのだろうと思う。信頼感というのは数値にも、目にも見えない。メーカーにとっては辛いことだろうと思うが、そこを押して頑張って欲しいものだと思うね。
さて、どのレンズを常備とするかだけど、たぶん、14-140 を 使うことになるのだと思う。
完璧を期すれば、それに、勝負所の17mm、25mm、45mm、75mm か、45,75をやめて、60マクロか35-100にするか・・というのをショルダーバックに入れるというのが、順当な装備ではないかと思っている。
これだけの完璧な装備をしても、小さなバックに全部収まってしまうのだ。決してカメラマンの下げるような仰々しい格好ではない。
とんでもない機動力を提供してくれるシステムだとつくづく思うよ。
・・・まぁ、フイルムの頃は、もう少し重かったけれど、かさはこんなもんだったんだよ。
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