2013/10/04

20130921 UPLAN Cnic 福島第一原発1号機原子炉建屋4階の激しい損壊は何を意味するか

20130921 UPLAN Cnic 福島第一原発1号機原子炉建屋4階の激しい損壊は何を意味するか

公開日: 2013/09/21

【プレスリリース】
「福島第一原発1号機原子炉建屋4階の激しい損壊は何を意味するか-改めて、地震動に­よるIC系配管破損の可能性を問う-」
お話:田中三彦さん(元国会事故調委員・サイエンスライター)
ゲスト:後藤政志さん(元国会事故調委員・APAST理事長)     伊東良徳さん(元国会事故調協力調査員・弁護士)     上澤千尋さん(元国会事故調協力調査員・原子力資料情報室)
モデレーター:澤井正子(元国会事故調協力調査員・原子力資料情報室)
福島第一原発事故の事故原因については、東京電力をはじめ、政府事故調、民間事故調等­の各組織が検討を行っていますが、現場を詳細に検証することができない現状もあり、議­論が続いています。
国会事故調の元委員田中三彦さんらは、委員会終了後も自主的に事故原因解明のための作­業を続けています。今般、特に第1原発1号機について国会事故調報告書以降の作業をま­とめた論考を雑誌『科学』(岩波書店)に発表されました。
論考の要旨は、1号機4階にあるIC(アイソレーショ ン・コンデンサー:非常用復水器)付近の著しい損傷の状況から、水素爆発は最初に4階­で発生したのではないか、水素が4階に滞留したのは地震によってICの配管が破損した­可能性が考えられる、というものです。この内容について、田中三彦さんから解説をして­いただきます。またこの原因解明作業に共に参加されている元国会事故調協力調査員の皆­さんと議論します。
議論の過程で、現在の福島第一原発事故の状況、特に汚染水に関してもお話いただきます­。

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