2013/09/20

ザ・バンド - The Band その1

 いよいよ・・・ですか・・・・
 はい。
ザ・バンド (The Band) は、1967年から1976年アメリカで活動したロック・バンド。オリジナル・メンバーは、カナダ人4人(ロビー・ロバートソンリチャード・マニュエルガース・ハドソンリック・ダンコ)とアメリカ800px-The_Band_-_2005710051人1人(リヴォン・ヘルム)。1983年にロバートソン以外のメンバーが再結成し、メンバー・チェンジやサポート・メンバーを加えながら1999年まで活動した。
ミュージシャンズ・ミュージシャンとして今なお多くのアーティストから尊敬を集めている。1989年にカナダの Canadian Music Hall of Fame 殿堂入り[1]1994年に「ロックの殿堂」入り[2]を果たしている。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第50位[3]2008年グラミー賞の Lifetime Achievement Award を受賞した[4]
 

バイオグラフィー

ザ・バンド以前


1959年、アメリカのロックンローラー、ロニー・ホーキンスは彼のバック・バンド、ザ・ホークスを連れロックンロールが落ち目になりつつあったアメリカを離れカナダへと活動の中心を移した。しかし、次第にドラムスのリヴォン・ヘルム

以外のメンバーがホームシックにかかり脱退したため、現地カナダの若者をメンバーに加入させる。その際集まったメンバーが、ギターのロビー・ロバートソン

ベースのリック・ダンコ

ピアノのリチャード・マニュエル

ガース・ハドソン
imgres
後のザ・バンドのメンバーである。1963年までロニー・ホーキンス (Ronnie Hawkins) のバックバンドとして活動していた。
1964年、ロニーと意見の相違から別れたザ・ホークスは、「リヴォン&ザ・ホークス」と名乗りカナダとアメリカで地道なライブ活動を続ける。やがて、ボブ・ディラン

のマネージャーのアルバート・グロスマンの目に留まり、ブルース・シンガーのジョン・ハモンド(ディランを世に出したプロデューサーのジョン・ハモンドの同名の息子)の推薦もあって、彼らはボブ・ディランのバックバンドとして抜擢されることとなった。折しも、ディランがアコースティックギターの弾き語りによるフォーク路線

Blowing In The Wind (Live On TV, March 1963)


Bob Dylan - Times They are a-Changin

Mr. Tambourine Man (Live at the Newport Folk Festival. 1964)

から、エレキギターを使用したフォークロック路線

Bob Dylan - Like a Rolling Stone (Live 1966)

へと転換する時期であり、電気楽器を嫌う従来のフォークファンからは壮絶なブーイングを受けた。しかしこれが逆にバンドの知名度を高めることになる。
ディランとホークスとのコンサートツアーは全米、オーストラリアヨーロッパと続き、行く先々で賛否両論を巻き起こす。この様子はディランのライブ・アルバム『ロイヤル・アルバート・ホール(ブートレッグ・シリーズ第4集)』(1998年

ディスク:1

Bob Dylan - She Belongs to me (Live 1966)

1. シー・ビロングス・トゥ・ミー She Belongs To Me 試聴する

Bob Dylan - 4th Time Around (The lost Original Stereo Version)

2. フォース・タイム・アラウンド Fourth Time Around 試聴する

Visions Of Johanna (1966-05-27 London)
3. ジョアンナのヴィジョン Visions Of Johanna 試聴する

It's all over now, baby blue

4. イッツ・オール・オーバー・ナウ It's All Over Now, Baby Blue 試聴する
5. 廃墟の街 Desolation Row 試聴する
6. 女の如く Just Like A Woman 試聴する

Bob Dylan - Mr. Tambourine Man - The Bootleg Series, Vol. 4 : Bob Dylan Live 1966

7. ミスター・タンブリン・マン Mr. Tambourine Man 試聴する
ディスク:2
1. テル・ミー・ママTell Me, Momma 試聴する
2. アイ・ドント・ビリーヴ・ユーI Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met) 試聴する
3. 連れてってよBaby, Let Me Follow You Down 試聴する
4. 親指トムのブルースのようにJust Like Tom Thumb's Blues 試聴する
5. ヒョウ皮のふちなし帽Leopard-Skin Pill-Box Hat
試聴する
6. いつもの朝に One Too Many Mornings 試聴する
7. やせっぽちのバラッド Ballad Of A Thin Man 試聴する

Bob Dylan - Like a Rolling Stone (Live 1966)
8. ライク・ア・ローリング・ストーン Like A Rolling Stone 試聴する
に記録されている。ツアー半ばで、保守的な観客のブーイングに嫌気が差したリヴォン・ヘルムが脱退し、後任にはミッキー・ジョーンズが一時的に参加した。
ツアー終了直後の1966年7月、ディランは交通事故で負傷。仕事を失っていたメンバーはディランに誘われ、彼の隠遁地であるニューヨーク郊外のウッドストックに住みつく。このころリヴォンも復帰する。彼等の家はピンクのペンキで塗られており、「ビッグ・ピンク」と名付けられた。ここではディランとのセッションが行われ、その音源は長く未発表であったが、1975年に『地下室(ザ・ベースメント・テープス)

としてリリースとなった。

0 件のコメント: