2013/08/21

『永遠の0』の後に読むべきもの

永遠の0(ゼロ)、百田尚樹さんが語る!

アップロード日: 2011/01/27

百田尚樹さんが番組出演、「永遠の0(ゼロ)」について語る
「ベストセラーBOOK TV(BS11)毎週金曜日、20:00-20:55
http://www.bs11.jp/entertainment/545/

映画『永遠の0』2013年12月21日(土)公開 特報

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公開日: 2013/07/19

司法試験に落ちて進路に迷う佐伯健太郎は、祖母・松乃の葬儀の日に驚くべき事実を知ら­される。実は自分と祖父・賢一郎には血のつながりが無く、"血縁上の祖父"が別にいる­というのだ。本当の祖父の名は、宮部久蔵。60年前の太平洋戦争で零戦パイロットとし­て戦い、終戦直前に特攻出撃により帰らぬ人となっていた。宮部の事を調べるために、か­つての戦友のもとを訪ね歩く健太郎。しかし、そこで耳にした宮部の人物評は「海軍一の­臆病者」などの酷い内容だった。宮部は天才的な操縦技術を持ちながら、敵を撃破するこ­とよりも「生きて還る」ことに執着し、乱戦になると真っ先に離脱したという。「家族の­もとへ、必ず還ってくる」...それは宮部が妻・松乃に誓った、たったひとつの約束だ­った。そんな男がなぜ特攻を選んだのか。やがて宮部の最期を知る人物に辿りついた健太­郎は、衝撃の真実を知ることに...。宮部が命がけで遺したメッセージとは何か。そし­て現代に生きる健太郎は、その思いを受け取ることができるのか。


 

 百田尚樹の『永遠の0』は、類い希な名作である。ただ惜しむらくは、ストーリー優先で作り込みがすぎてリアリティを欠く。ただの戦記では掬いきれない様々な人間模様を織り込んでいるので仕方ないことではある。

 読み返しても『永遠の0』は、日本人の歴史への入り口としてはこれ以上ないという完成度を誇っているのだと思う。ただ、読者諸君が、折角、入り口に辿り着いたのなら、さらに深く学んで欲しいものである。

 以下に、後々、何度も加筆することになるとは思うけれど、ぱっと思いつきで書いてみる。


 搭乗者によるもの

大空のサムライ (1967年)大空のサムライ(上) 死闘の果てに悔いなし (講談社プラスアルファ文庫)

 

【軍事】戦史映像エースパイロットの証言 坂井三郎氏 「零戦を語る」

零戦の秘術

零戦の秘術 加藤 寛一郎 (著)

 

零戦隊長―二〇四空飛行隊長宮野善治郎の生涯

零戦隊長―二〇四空飛行隊長宮野善治郎の生涯 神立 尚紀 (著)

祖父たちの零戦 Zero Fighters of Our Grandfathers (講談社文庫)

『祖父たちの零戦 Zero Fighters of Our Grandfathers (講談社文庫)  神立 尚紀 (著)』

零戦 最後の証言―海軍戦闘機と共に生きた男たちの肖像零戦最後の証言〈2〉大空に戦ったゼロファイターたちの風貌

零戦最後の証言〈2〉大空に戦ったゼロファイターたちの風貌 [単行本]神立 尚紀

 


零戦に関する資料。

 開発者本人の著作。

零戦 設計者が語る傑作機の誕生 (学研M文庫)

『零戦――日本海軍航空小史』 奥宮正武共著

零戦 その誕生と栄光の記録 (角川文庫)

『零戦――その誕生と栄光の記録』

零戦の遺産―設計主務者が綴る名機の素顔 (光人社NF文庫)

『零戦の遺産――設計主務者が綴る名機の素顔』

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『堀越二郎零戦への道 2013年 08月号』

 

機体そのものに重きを置いた小説。

零式戦闘機 (1968年)零式戦闘機 (新潮文庫)

零式戦闘機 吉村 昭 (著)

零式戦闘機 (1977年)零式戦闘機 (文春文庫 や 1-1)

『零式戦闘機 柳田 邦男 (著)』

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『零戦燃ゆ』 三部作 柳田邦男著

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