と言うことだそうな、現代の戦争は鉄砲やミサイルを撃つことだけじゃない。様々な様相で展開されるというより、主戦場はそちらに移ったと考えた方が良い。
そのあたりの詳細については、以下の本がおもしろい。こういう分野がシミュレーションされていて当然の世の中だと思うが、我が国ではどうなのだろう?
通貨戦争 崩壊への最悪シナリオが動き出した!
ジェームズ・リカーズ (著), 藤井清美 (翻訳)
価格:¥ 2,100
内容紹介
国防総省(ペンタゴン)は金融戦争シミュレーションを行っていた!
通貨が崩壊し、資産が凍結され、日本の金(ゴールド)も接収されてしまう!?
「ウォールストリート・ジャーナル」ベストセラー!
拡大する通貨戦争が世界経済を崩壊させようとしている。このままいけば、為替市場で始まった新しい危機がまたたく間に株式や債券、商品市場に波及し、パニックは世界中に広がるだろう。机上の空論ではない。同じことがかつて起きているのである。紙券通貨が崩壊して、資産の凍結、金の接収、資本規制という措置がとられたことは過去に何度もある。ドルは崩壊するのか。IMF(国際通貨基金)のSDR(特別引き出し権)が解決策となるのか。金本位制に復帰するのか。大混乱に陥り、悲惨な事態が続くのか。国防総省が実施した初の金融戦争シミュレーションの推進役を務めたリスク管理の専門家が、精緻なシナリオを描く!
●目次
第1部 戦争シミュレーション・ゲーム WAR GAME
第1章 戦争の前 Prewar
第2章 金融戦争 Financial War
第2部 通貨戦争 CURRENCY WARS
第3章 黄金時代について Reflections on a Golden Ages
第4章 第一次通貨戦争(一九二一年~一九三六年) Currency War I
第5章 第二次通貨戦争(一九六七年~一九八七年) Currency War II
第6章 第三次通貨戦争(二〇一〇年~) Currency War III
第7章 G20による解決への動き The G20 Solution
第3部 次のグローバル危機 THE NEXT GLOBAL CRICIS
第8章 グローバル化と国家資本 Globalization and State Capital
第9章 経済学の誤用 The Misuse of Economics
第10章 通貨、資本、複雑性 Currencies, Capital and Complexity
第11章 終局――紙券か金か、それとも混沌か Endgame--Paper, Gold or Chaos?
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