2015/01/17

国正武重 元朝日新聞編集委員 著者と語る『伊東正義 総理のイスを蹴飛ばした男』 2014.9.17 jnpc

国正武重 元朝日新聞編集委員 著者と語る『伊東正義 総理のイスを蹴飛ばした男』 2014.9.17 jnpc

2014/09/17 に公開

Takeshige Kunimasa, Journalist
著者の国正武重さん(元朝日新聞編集委員)は、同書は自身の取材メモを基に、これまで­オフレコで出せなかったものを明らかにして構築したものだ、と述べた。伊東正義氏の生­き様を通じ、日本政治の現在の在り様について考えてもらうために出版したとも。
司会 川村晃司 日本記者クラブ企画委員(テレビ朝日)
日本記者クラブのページ
http://www.jnpc.or.jp/activities/news...
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記者による会見リポート(日本記者クラブ会報10月号に掲載)
伊東正義氏にみる「いまの政治」への警鐘
「いまの政治のありよう、これでいいのか」との思いから、朝日新聞を辞めて15年たつ­筆者が秘蔵の取材メモを掘り起こして書いた伊東正義論。「総理のイスを蹴飛ばした男」­を通して、〝安倍一強〟で突き進む現在の自民党に警鐘を鳴らす。
リクルート事件で政局が混乱を極めた1989年。退陣表明した竹下登首相(当時)の後­継選びで「救世主」とされながら「本の表紙だけ変えても、中身が変わらなければダメだ­」と固辞したのが伊東正義元外相だ。国正氏は「なぜ、総理のイスを蹴飛ばしたのか」を­さまざまな秘話から解き明かす。
「ページ数の関係から削られた」という伊東氏腹心の加藤紘一元幹事長の「(断ったのは­)健康が半分、党内問題が半分」との言葉を披露し、「サミットで倒れたら国の恥」と糖­尿病に苦しむ伊東氏を、「75歳の安全パイ」と位置付けて急場をしのごうとした当時の­自民党実力者たちへの伊東氏の強烈な不満が、固辞の原因と指摘した。
「執筆は鉛筆と消しゴムだけ。出版社には『もう勘弁して』と言われている」と笑わせた­大先輩だが、「あと2つ3つ書いておきたいことがある」との意欲に期待したい。
時事通信出身
泉 宏

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