2014/05/27

この春以降の土地改良計画

 今後のうちの野良仕事は、根っこ抜かないといけないのが1本。こいつがデカくて難航している。

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 この根もその後、洗っては掘り洗っては掘りと少し進展したのだけど、石垣に食い込んでいるらしくまだ抜けていない。もうイヤになったので、幹に穴を空けてラウンドアップを注入することにした。ラウンドアップは効能書きに因ればアミノ酸、リン酸系と言うことで、毒物には指定されていない除草剤なんだけど、使いたくなかったけど背に腹変えられないという気持ちだ。

 あと、昨年、耕耘しきれなかった土地が4畝分くらいあるので開墾しなければならないけれど、体力的にきついので、助っ人にエビスグサ、セスバニアという緑肥を発注した。


[タネ]セスバニア(ロストアラータ) 1kg

セスバニア は緑肥作物として、また硬盤破砕、防風などの用途で栽培される農業用作物です。草丈は3~4m、根は地中に1m以上伸び、硬盤破砕能力が高く、土壌の排水性・通気性を高めます。重粘土質土壌や湿害圃場の改善に効果的です。マメ科の1年草で、茎には空中窒素を固定する茎粒が着生する独特の品種です。種をまいてから2ヶ月ほどで草丈は2mほどになりますトラクターなどで土中にすきこんで利用します。最大で3~4mになる植物ですが、地際部がかなりしっかりとした固い茎となるため、大きくしすぎるとすき込みが困難となります。2mですき込むのが一般的です。大型の作物なので家庭菜園では扱いにくいのですが、耕地の周囲に栽培して防風に役立てたり、緑肥として、あるいは土壌改良用にご利用ください。セスバニアのすき込み後は、秋まきようの緑肥(ライムギ、えん麦など)をおすすめします。
タイプ:マメ科
まきどき:6~7月(中間地6~7月)
すき込み:8~10月
播種量:10アールあたり4~5kg(1kgで2~2.5アール分・1アールは100平米)
乾物重:800~1200kg(10アールあたり)
主な導入利用例:転作小麦・大麦の後作、ネギ畑土壌改善と防風対策、新規造成農地の地力増進
生産地:フィリピン(入荷時期、ロットにより生産地が異なる事があります)


[タネ]エビスグサ 1kg

エビスグサ はマメ科の1年草で、土壌線虫抑制、窒素固定、硬盤粉砕などの用途で栽培される農業用緑肥作物です。土中へ窒素を固定し、硬盤を破砕します。キタネグサレ、ナミイシュク、ユミハリなどの有害線虫を強力に密度抑制します。草丈1~1.2mとすき込みやすい品種。生薬名を決明子(ケツメイシ)とも言われ、古来より利用されている漢方薬草でもあります。
播種から2~3ヶ月後に土壌にすきこんでください。
タイプ:マメ科の1年草
まきどき:6~7月(極端な早播きは、地温不足により発芽が緩慢になりますので注意してください。)
すき込み:8~10月
播種量:10アールあたり3~4kg
乾物重:500~700kg(10アールあたり)
主な導入利用例:秋ダイコンの前作、サツキ、ツツジ花木類のユミハリ、ナミイシュク線虫対策
生産地:フィリピン(入荷時期、ロットにより生産地が異なる事があります)


 と言うような効能の豆科の緑肥だ。両方とも硬盤破砕能力が高いと言うことなので、もう暑いさなかに土を掘るのはイヤになったのと、お中元シーズン突入で時間がとれないこと、おまけに掘ってもろくなことはないのがわかったので、こいつらに耕してもらおうという考えだ。全部人力でやるのにセスバニアは大きくなるようなので若いうちに刈り取る必要があるかと思う。大きくしたくないので出来るだけ密生させようと思う。お中元も終わった頃。刈り取った後、すき込まずに堆肥化しようと思っている。残った根も本来ならそのままにすべきなんだろうけど、柔らかくなったところを、一旦、掘り起こして、石ころの除去をしたのちにもどして、稲科のライ麦で越冬させ、再度硬盤破砕、春からの作付けという計画だ。

 はたして、どうなりますことやら・・・・(^_^;)

 そのごの苗はスイカが咲いたので主幹の頭を剪定して他の幹を伸展させるようにしたこと。

直播きしたエダマメが芽を出したこと。

 キュウリやトマトも咲き出したのでわき芽を摘みだしたことくらいです。

 さんぽの途中テントウムシの集団を見つけましたので、村ごと刈り取って、

うちの村に引っ越してきてもらいました。

 キュウリやナスがお気に入りのようです。

ナナホシテントウ虫もいましたがどこか行ったようです。


昨年の経過を振り返りますと、

2月17日 作業開始。土は黒々してるよね。これが本来あるべき色なんだろうね。

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4月14日

4月27日

4月28日 こんな色の土は今となっては死んだように見える。

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5月3日 ちょっと忙しくなってきました。

6月4日 忙しくてなにも手がついていません。以後ひと月なにもせず。

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7月6日 二ヶ月放置後の様子。

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 自然の底力は凄い。

 以前、日系ブラジルの人達の体験談をテレビで見たことを思い出す。彼らはアマゾンの自然破壊を危惧する番組のディレクタの言うことを鼻先で笑った。言いぐさはこうだ。

「人さえいなくなったら、あっという間に元に戻るさ・・・・」

 彼ら曰く、

「ここでは、まいにち毎日、来る日もくる日も緑との戦いなんだよ。休んだら負けだ。緑は恐ろしいものなんだ。」

 その言葉を意味を思い知らされた。多分、タネが残ってたんだろうね。凄いわ。

 でいちからやり直しました。

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7月15日

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 で、この雑草をキレイさっぱり全部引っこ抜いてしまって、土がカラカラ、パサパサになってしまって、虫もなにもいなくなって、このときはふかふかだった土が、今やカチカチのコンクリートみたいに変わってしまって、なんだか間違ったことをしたのではないかと思いだしたわけだ。

 今の畑にしたところ以外の土は、土のにおいがしない。土埃のにおいがするだけで、当然掘ってもなにもいない。

 で、元の木阿弥になって、やり直したヤツをまた元に戻そうってわけ・・・なにやってんだか・・・・ほんとに・・・

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