2014/03/21

一太郎 徹

すっかり一太郎のバージョンアップを忘れていたよ。ぼくは、いまだにAtokを使っている。いつもはAtok買うともれなく一太郎がついてくるという感じだったけど、今回の一太郎は文字種に関しての大きな進歩があるので、素晴らしいことだと思う。
50代の人はよく知ってると思うけど、日本のパソコンの実用化の歴史は、一太郎、Lotus123と共にある。当然、Windows以前の話だ。DOSの頃は、Windows以降のようにインターフェイスの標準化などには誰も気を使わなかった頃だったので、ソフトごとに使い方はマチマチだったけど、一太郎とLotus123がある意味標準を作っていた。しかし、両者ともOSのWindows移行時にモタモタしたのでMicrosoftにしてやられた。LotusはIBMに買収され123は、昨年販売を終了した。一太郎はいまだ健在なのが救いだ。
あとジャストにお願いしたいのは、旧文系の入力と補正を是非ともいれて欲しいということだ。福田恆存の旧仮名つかひの本は何度読んでも身についた気がしない。書かなければダメなんだけど、今の入力環境ではとてもじゃないけど書けない。その仕事はジャストがすべき仕事だと思うんだよ。
日本語の文字の扱いが、Windows7以降新しい規格に対応しているのだが、Microsoftの取り組みはそんなに力が入っていない。新規格もadobeがベースにはなっているようだけど、ボチボチ本格的に普及させてもらいたい頃だと思っている。ぼく自身はOSは、XPでなに不自由ないと思っているのだが、この日本語対応のためだけにでもWindows7にバージョンアップする価値はあると思っている。この文字の話は、知る人は少ないのだけど一部の有志による粘り強い戦いの成果でもあるので、いずれ知ってる範囲で紹介したいとは思っている。
 
日本語ワープロソフト 一太郎2014 徹



KUSAMAKURA

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