M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
理由は、防塵防滴なのとインナーズーム、インナーフォーカスで機密性が高いだろうと言うことです。というのも、基本車載していますので保管環境が過酷なんです。
軽く機動性が高いので、かなりタフな使い方をしていますが、不具合が出るどころか、最近は、風格すら漂わす佇まいです。道具はハゲチョロ傷ありでも、ピカピカと言うのがあるべき姿です。いつまでもシューケースの中の品物みたいでは風格は出てきません。
新レンズを導入しましたので、このズームレンズと代表的な単焦点との撮り比べをしてみました・・・・・って、どっちが主役なのやら・・・という感じですけど・・・・まぁ、いつもの脱線具合です。(>_<)
あまり話題に乗らないM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm ですが、ぼくは少し長いと言うこと以外は、特に不満なく使っています。なんか飛び抜けて気に入っているというわけでもないのに常にはめっぱなしという感じです。 車載常備レンズはこれとM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro、パナのLUMIX G X VARIO PZ 45-175mmの三本です。
以下、何れも下がM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm です。いずれも開放値となっています。どのデータもサムネイルなのでクリックして1/3程度の縮小画を参照してください。
14mm

17mm
20mm
25mm
35mm
45mm
50~60mm
画像の評価は各自お任せします。
同じF値での比較をとも思いましたが、差のはっきり出る開放としました。
この中で3本だけ選べと言うことなら、ぼくは12-50、45mm、60mm と言うことになるかと思います。これはやはりメーカーが同一である方が相性が良いことに寄ります。GH3ならまた別のレンズ評価になります。記録的な画像は 12-50 で充分という印象を持ちます。主題の強調力を単焦点にゆだねたいという感じです。
ぼくが常用域は単焦点でいきたいという意味は、 「こんなに差がある」 とも、 「この程度しかない」 とも言えます。差の主なものはF値のです。ボケ具合とも、被写界深度とも言います。ぼくは、広角はそんなに明るい必要やないけれど、望遠側は、主題を強調するために背景を消し去りたいと思うので明るい方が良いという考えです。最近の海外で行われるカメラやレンズの評価は、数値至上主義の様で、画一的・・・まぁ、そうでないと比較できないからしょうがないのですが、そのレンズの味などと言うのは無視されるか、酷い場合はマイナス評価をされると言うことになってしまいます。そんなことでは、どのメーカーも最終的には頑張って作ったけど結局並べてみたら同じものができあがってしまった。などと言うことになりまねません。味などというものは量的に比較できるものではありませんが、この曖昧な価値観にこそ意味を見いだしたいと思います。
まぁ、あとはお使いになる人の価値観次第です。
このデータはフォーサーズの 14mm~60mm ですので換算 28-120mm となりぼくの言う常用域となります。
このレンズ達の中で気になることが一つ。
フォーサーズの35mm マクロなのですが、手ぶれ補正で明らかにおかしい挙動があります。S-MF+MFとMFアシスト=ON で操作すると、拡大ファインダー像が著しく動揺しピント合わせどころではなくなります。撮れた絵自体にはそんなに影響がないようですが、事実上使用不可能なくらい動揺します。換算70mmとちょうどいい画角なだけに非常に残念です。手ぶれ補正を切ると大丈夫です。事実上、手ぶれ補正なし、おまけに遅すぎるAFは使えないのでMFレンズだと思っておいてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿